黒川正昭元大阪高裁長官が2019年12月21日に誤嚥性肺炎で死去いたしました。享年95歳。

 

冥福をお祈りいたします。

 

さて、僭越ながら年齢に注目しています。裁判官経験者の平均寿命は一般人の平均より長いのですが、黒川氏はなんと95才。

 

中曾根康弘元首相も100才以上になってから亡くなっています。

 

95才以上とか100才以上まで生きた人に特徴的な生活習慣は、長寿の秘訣ではないだろうか。

 

ところで、私は日本生理学会の会員になっていることもあり、日本生理学会の会員の訃報を受け取ることがあります。日本生理学会から送信される訃報を見ていると、90才前後で亡くなることが多く、100才を超えた訃報はまだ受け取ったことがありません。

 

生理学者は基礎医学の専門家なので、生理学に基づいた長寿の秘訣があって、この秘訣を実践していてもよさそうなものですが、どうなのでしょうかね。

 

もしかして、医学部教授経験者の平均寿命より、裁判長経験者の平均寿命が長いのだろうか。統計データを比較したときには、興味深い結果が得られます。

 

例えば、裁判長経験者の平均寿命が医学部教授経験者の平均寿命より長く、この差異が統計的に有意なときには、格別に長寿の秘訣はないという結論が導かれることになるかもしれません。

 

 

文献

元大阪高裁長官、黒川正昭氏が死去

12/26(木) 18:48配信産経新聞

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191226-00000552-san-soci