精神工学兵器と暗殺疑惑」というブログ記事の続きになります。

 

福岡市東区の松本英光被告(43)は、2018年6月24日に福岡市中央区でIT関係のセミナー講師の岡本顕一郎さん(当時41)をナイフで殺害したとして、殺人や銃刀法違反などで起訴されたのですが、2019年11月20日に福岡地方裁判所は懲役18年という判決を下しました(文献)。裁判では被告の精神状態ないし責任能力が争点になりましたが、裁判所は完全責任能力を認定しています(文献)。

 

本件で精神工学兵器、即ち、人工知能を搭載した対人レーダーが被告人に使用されたか否かは争点になっていませんし、精神工学兵器に関する証拠も裁判所に提出されていません。

 

そもそも精神工学兵器はその存在も性能も秘密にされているので、精神工学兵器がどのような機械であるかは一般社会にほとんど知られておらず、法曹界に精神工学兵器に関する情報が全く伝わっていません。

 

精神工学兵器に関する情報が法曹界に伝わったときには、責任能力を中心として刑事司法が激変するかもしれません。

 

文献

ネット上のトラブル殺人 懲役18年判決「身勝手で理不尽」福岡

NHK newsweb, 2019年11月20日 18時23分

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20191120/k10012184351000.html