最近、fc2ブログからアメブロに戻っているのだが、その要因の一つはネット広告にある。fc2ブログでは、ネットゲームの宣伝がとにかく多く、その比重が8割を超える。
一方、私はネットゲームを一切、したことがないし、テレビゲーム、ビデオゲームの類いもしたことがない。ネットゲームの宣伝を見たくないので、アメブロに移ったという側面がある。
そこで、今回はfc2ブログにおいてネットゲームの宣伝が頻繫に繰り返される原因を考察した。
数学のグラフ理論では、インターネットユーザーはノードで表現することができ、ホームページ、ブログなどのウェブサイトもノードで表現することができる。ユーザーがホームページを閲覧する行為は、グラフ理論でノードからノードへのエッジとしてモデル化することができる。
例えば、私(Makoto Koikeの頭文字からMKと略記)は毎日、「自衛隊の犯罪を斬る」というブログにアクセスして、ブログを更新したりしており、アクセスする回数は多い。
グラフ理論で下記のように表現できる。
MK→「自衛隊の犯罪を斬る」
典型的にはノードは抽象的に〇で表現するのだが、分かりやすさを重視して、ノードは文字にした。
矢印がエッジであるが、矢印の太さは、特定のウェブサイトにアクセスした回数に設定することができ、ウェブサイトにアクセスする回数が多いほど、矢印が太くなる。
さて、あるネットユーザーAがネットゲーム1(net game, NG1)のウェブサイトを毎日、毎日、閲覧しているときには、グラフ理論で下記のように表現できる。
A→NG1
別個のネットユーザーBがネットゲーム2(net game, NG2)のウェブサイトを毎日、毎日、閲覧しているときには、グラフ理論で下記のように表現できる。
B→NG2
ネットユーザーA、Bが、「自衛隊の犯罪を斬る」というfc2ブログを頻繫に閲覧していると、下記のように表現できる。
MK→「自衛隊の犯罪を斬る」
↑ ↑
| A →NG1
B ━━━━→NG2
「自衛隊の犯罪を斬る」というfc2ブログを閲覧するブログ読者の多くがネットゲーム愛好家なので、私もネットゲーム愛好家ないしネットゲーム愛好家予備軍と判断されているのではないのかな。
このような判断は、人工知能が自動的、機械的に行っているのだが、人工知能がこのように判断をする前提として、グラフ理論に基づいて構築したネットユーザーモデルが組み込まれているのでしょうね。そして、この人工知能はネット広告代理店が使っていて、人工知能の性能が高いと、ネット広告がユーザーの好みを反映するということになるのではないのかな。