佐々淳行氏死去

初代内閣安全保障室長を務めた佐々淳行氏が１０月１０日、８７才で亡くなりました（文献）

心よりお悔やみ申し上げます。

佐々氏は昭和２９年に国家地方警察本部（現・警察庁）に入庁し、昭和４４年の東大安田講堂事件、昭和４７年のあさま山荘事件などに対処しました。防衛庁に出向後、昭和６１年には初代内閣安全保障室長に就任しています（文献）

警備公安畑を歩み、防衛庁に出向したという経歴に鑑みて、防衛庁が日本全国に秘密裏に配備した国民監視システムについて知っていたのでしょうね。

国民監視システムは対人レーダーを応用していますが、その実態が解明されつつある現況に鑑みて、警備公安の一大スキャンダルが露顕する前に旅立ち、晩節を汚すことがなかったということなのでしょう。

文献

佐々淳行氏死去　初代内閣安全保障室長

10/10(水) 15:52配信産経新聞