ノーベル医学・生理学賞を受賞する本庶佑京都大学特別教授の記者会見から引用いたします(文献)。
研究者になるということにおいていちばん重要なのは、何か知りたいと思うこと、不思議だなと思う心を大切にすること。教科書に書いてあることを信じない。常に疑いを持って、本当はどうなってるんだ、という心を大切にする。つまり、自分の目でものを見る。そして納得する。
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「教科書に書いてあることを信じない」というのは、医学研究では大事なことです。
医学は発展途上の学術領域であり、現在、正しいとされている知見は、50年後、100年後に間違っていると判明することが多々あります。
教科書に書いてある内容は、所詮、現時点で正しいとされているのに過ぎず、将来、間違っているということはいくらでもあります。
精神医学の教科書には、電波が聞こえるとかテレパシーを聞いているというのは妄想と書いてありますが、教科書は信じてはいけないのであり、疑ってかかるべきです。
例えば、テレパシーについては、米国特許6470214号が取得されていますが、その詳細は下記のブログ記事に解説されています。
文献
ノーベル賞 本庶佑さん 記者会見の要旨
NHK newsweb, 2018年10月2日 0時01分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20181002/k10011654191000.html