人間の潜在能力を発揮するというテレパシーは無理ですが、科学技術を駆使したテレパシーは可能かもしれません。即ち、通信機を使って、メッセージを送信したり、受信したりするのは可能かもしれません。

 

一般社会では、電波は聞こえないとされているのですが、マイクロ波は一定の条件で音として聞こえます。この詳細は文献1に記載されています。

 

そこで、この物理現象を応用して、マイクロ波を頭部に照射して、音声を脳に直接、伝えるのです(文献2)。

 

例えば、下記に日時を記載している電子情報通信学会通信行動工学(CBE)研究会で「テレパシー通信の実現性に関する考察~マイクロ波聴覚効果を応用したマイクロ波通信~」という演題で発表されています。

 

日時:2017年1月18日木曜日15時50分開始

場所:国立情報学研究所 学術総合センター 121208室,1210

住所:東京都千代田区一ツ橋2-1-2

 

この研究会は下記のウェブサイトで確認できます。

 

このときのスライドは、下記で閲覧できます。

 

文献

1.小池誠,“マイクロ波聴覚効果の解説~電波が聞こえる現象の再発見~”,

電子情報通信学会研究報告, vol. 116, no. 13, MW2016-8,pp. 39-44, Apr. 2016.

 

2.小池誠,“マイクロ波聴覚効果をインタフェースに応用した音声対話システム”電子情報通信学会技術報告,vol. 116, no. 279, SP2016-41, pp. 1-8, 201610.