ヨーロッパ中世までは、地球は平らであり、太陽が地球の周りを回転している、と信じられていました。

 

ルネッサンス時代になって、天文学の進歩に伴って、地球は丸く、地球が太陽の周りを回転している、という科学上の真実が主張されるようになりました。

 

ルネッサンス時代、地球平面説という伝統を固守する人達は、背理法により地球球形説に対して反論しました。即ち、地球が球形と仮定した場合、地球の反対側にいる人は宇宙に向かって落ちてしまうことになる。ところが、このようなトンデモナイことは起きるわけがないし、現実に起きていない。従って、地球球形説は間違いである。

 

背理法では、重力が作用する方向を間違えているのです。重力は、地球の中心に向かって作用しているので、地球の反対側にいる人は宇宙に落ちるということはないのです。

 

科学では、地球平面説と同様に背理法が間違って使われることが多々あります。

 

加害者が被害者に対して、マイクロ波聴覚効果によるマイクロ波通信を使っていると仮定したときには、電波暗室又は電磁波シールドの内部までマイクロ波通信のマイクロ波が届かないはずである。そこで、電波暗室や電磁波シールドの内部に入ってみた。ところが、電波暗室の内部でも電磁波シールドの内部でも、頭のなかで声が聞こえた。従って、マイクロ波聴覚効果によるマイクロ波通信は使われていない。

 

電波暗室、電磁波シールドでなく、自動車で海底トンネルを走行した、という被害者もいます。地上から海底トンネルに向けてマイクロ波を照射した場合、マイクロ波は海水に吸収されて海底トンネルまでは届かないはずである。ところが、海底トンネルの内部であっても、頭のなかで声が聞こえた。従って、マイクロ波聴覚効果によるマイクロ波通信は使われていない。

 

マイクロ波聴覚効果によるマイクロ波通信では、マイクロ波の出力は加害者が自動制御しています。被害者が電波暗室や電磁波シールドの内部に入ると、マイクロ波の出力を自動的に調整しているだけのことです。無線通信で出力の自動制御は一般的です。

 

例えば、携帯電話で地上から地下鉄の構内に移動したとき、電波環境が悪くなり、マイクロ波は30dB前後低下することがあります。ところが、携帯電話で通話していても、この程度の変化は全く問題にならず、通話は継続できます。

 

次に、外国(例えば、米国、中国、ロシア、ヨーロッパ諸国、南米諸国)に旅行したときに、外国でも頭のなかで声が聞こえた。すると、日本政府が、外国でマイクロ波を頭部に照射することはできない。従って、日本政府がマイクロ波通信を使っていない。

 

日本国内にいるときの加害者と、外国にいるときの加害者が異なるということです。日本の領土内では、日本政府がマイクロ波通信網を整備しています。外国、例えば、米国の領土内では、米国政府がマイクロ波通信網を整備しています。ロシアの領土内では、ロシア政府がマイクロ波通信網を整備しています。

 

そして、世界各国のマイクロ波通信網が互いに接続していて、どこにいてもマイクロ波通信が継続するのです。

 

加害者が被害者に使っているマイクロ波通信網は、電話ネットワークと同様です。例えば、日本の電話網と米国の電話網が相互接続しているので、日本から米国に国際電話をかけられるし、米国から日本に国際電話がかけられるのです。

 

要するに、日本国内では日本政府が加害者であり、防衛省が整備したマイクロ波通信網が悪用されており、防衛省情報本部及び自衛隊情報科がマイクロ波通信網の悪用を担当しているのです。

 

米国、ロシアなどの外国では、その国の政府が自国内でマイクロ波通信網を整備して、マイクロ波聴覚効果を応用したマイクロ波通信を悪用しています。

 

マイクロ波聴覚効果を応用したマイクロ波通信は、軍事技術ではありますが、国家と国家が武力衝突するときに使われる軍事技術でなく、国家が国民に対して使う軍事技術なので、国家と国家が互いに協力しているのです。

 
 

マイクロ波聴覚効果に関する代表的な文献

1 J. A. Elder, C. K. Chou,Auditoryresponse to pulsed radiofrequency energy, BioelectromagneticsSupplement, vol.24, no. S6, pp. S162S173, 2003.

2 A. H. Frey, Auditory response topulsedradiofrequency energy to human auditory system, J. Appl. Physiol., vol.17, no.4, pp. 689-692, 1962.

3 小池誠,“マイクロ波聴覚効果の解説~電波が聞 こえる現象の再発見~”,電子情報通信学会研究 報告, vol. 116, no. 13, MW2016-8, pp. 39-44, Apr. 2016.

4 小池誠,”マイクロ波聴覚刺激の概説-電波が聞こえるというパラダイムに転換-”情報処理学会 研究報告,vol.2016-MUS-111, no.35, pp.1-7, May 2016.

 

マイクロ波聴覚効果に関する追加文献

 

1.論文タイトルの和訳:耳によりマイクロ波信号を検知したという観察

論文タイトル:An observation on the detectionbythe ear of

microwave signals

発表雑誌:Proceedings of IRE 44:2A, (1956)

著者:Walter Tolles and William Horvarth

著者の所属:Airborne Instruments Laboratory,

Department of Medical and BiologicalPhysics

概要:出力が50万ワットであり、

周波数が1300メガヘルツであり、

パルス幅が2マイクロ秒であり、かつ、

パルス繰り返し回数が1秒に600回という条件で、

マイクロ波が聞こえた。

備考:雑誌の名称にあるIREとは、ラジオ工学者協会(The Institute of Radio Engineers)の略語であり、ラジオ工学者協会が発行している学会誌である。

Proceedings of IREは、現在、Proceedings ofIEEEになっている。

 

2.論文タイトルの和訳:「変調された電磁波エネルギーに対するヒト聴覚系の応答」

Auditory response to pulsedradiofrequencyenergy

to human auditory system”

Frey, A. H., Journal of Applied Physiology 1962、17(4)689~692ページ

概要:周波数が425MHz、1.31GHz、2.982GHzのマイクロ波は、パルス波形のとき、音として聞こえた。

備考:論文タイトル中、「変調された電磁波エネルギー」とは、パルス変調されたマイクロ波を意味します。「変調」とは無線通信技術の専門用語であり、音声やデータなどの信号波で搬送波を変化させるという意味で使われています。変調には、振幅変調、周波数変調、パルス変調など様々な変調方式がありますが、フレイ論文はパルス変調に関します。

 

3.論文タイトルの和訳:「パルス化されたUHF電磁波エネルギーの照射によるヒトの知覚」

Science 27 July 1973:
Vol. 181 no. 4097 pp. 356-358
Human Perception of Illumination with

Pulsed Ultrahigh-FrequencyElectromagneticEnergy

Allan H. Frey, Rodman Messenger Jr.

概要:UHFとは、300メガヘルツから3000メガヘルツ(3ギガヘルツ)の周波数帯であり、パルス波形のときに、音として聞こえます。この論文は、マイクロ波刺激により聞こえる音の大きさが、パルスのピーク電力に依存することを示した。

 

3.Chung-Kwang Chou, Arthur W. Guy,RobertGalambos,

"Auditory perception ofradio-frequencyelectromagnetic fields"

Journal of Acoustic Society of America1982,71(6), June, 1321-1334

 

「マイクロ波の可聴;マイクロ波パルスによる熱弾性波聴覚刺激の証拠」

Microwave Hearing:Evidence for

Thermoacoustic Auditory StimulationbyPulsed Microwave”

Science, 19 July, 1974, Vol. 185, No.4147,pp. 256-258.

Kenneth R. Foster, Edward D. Finch

著者の所属:Naval Medical Research Institute,

National Naval Medical Center,
Bethesda, Maryland 20014
 
 

Olsen, Richard G.; Lin, J.C.,

"Microwave-Induced Pressure WavesinMammalian Brains,"

IEEE Transactions on BiomedicalEngineering,

vol.BME-30, no.5, pp.289294, May 1983

 

タイトル和訳:「マイクロ波パルスにより発生する蝸牛のマイクロホン電位」

Chou C, Galambos R, Guy AW, Lovely RH.

Cochlear microphonics generatedbymicrowave pulses”

The Journal of Microwave Power,1975,Vol.10(4) , 361-367.

 

論文タイトル和訳「マイクロ波聴覚効果における中枢神経系が関与している分析」

Eugene M. Taylor, Bonnie T. Ashleman

Analysis of Central Nervous Involvement

in the Microwave Auditory Effect”
1974, Brain Research, Vol. 74, pp. 201-208.
 

論文タイトル和訳「パルス化された電波エネルギーの聴覚応答」

Elder, J.A. and Chou, C.K.,

Auditory response to pulsedradiofrequencyenergy”

Bioelectromagnetics, 2003、24: S162S173.

 

9.社団法人 電気学会

高周波電磁界の生体効果に関する計測技術調査専門員会 編集

「電磁界の生体効果と計測」

1995年2月10日

コロナ社出版

 

マイクロ波聴覚効果を応用したマイクロ波通信に関する文献

1 James P. OLoughlin, Diana L, Loree,Method and device for implementing theradio frequency hearing effect, USPatent No. 6470214, Oct. 22, 2002.

2 James P. OLoughlin, Diana L, Loree,Apparatus for audibly communicating speechusing the radio frequency hearingeffect, US Patent No. 6587729, Jul. 1, 2003.

3 Wayne B. Brunkan, Hearing System,USPatent No. 4877027, Oct. 31, 1989.

4 P. L. Stocklin, Hearing Device, USPatentNo. 4858612, Aug 22, 1989.

5 小池誠,情報リテラシーとテレパシー,情報処理学会第79回全国大会,pp.4-531-4-5322017.

6 小池誠,“テレパシー通信の理論~マイクロ波聴覚効果を応用したマイクロ波通信~”,電子情報通信学会技術報告, vol. 117, no. 20, MICT2017-5, pp. 19-23, 20175.

7 小池誠,”テレパシー通信の哲学”情報処理学会研究報告,vol.2017-MUS-115,no.52,pp.1-5, June 2017.

 

音声対話システムの出力及び入力に関する文献

1 Robert G. Malech, Apparatus and methodfor remotely monitoring and altering brainwaves, US Patent No. 3,951,134,April 20, 1976.

 

音声対話システムの出力に関する文献

1 小池誠,”音声対話システムの斬新な出力インタフェース”情報処理学会研究報告,vol.2016-NL-228,no.5,pp.1-7, 2016.

2 小池誠,“マイクロ波聴覚効果をインタフェースに応用した音声対話システム”電子情報通信学会技術報告,vol. 116, no. 279, SP2016-41, pp. 1-8, 201610.

 

音声対話システムの入力に関する文献

1 ノーバート・ウィーナー,池原止戈夫, 彌永昌吉, 室賀三郎, 戸田巌訳,第10章 脳波と自己組織化 ”サイバネティックス:動物と機械における制御と通信, 第2版,岩波文庫,岩波書店,1962

2 小池誠,“リモートセンシングによる脳波計測”電子情報通信学会技術報告,vol.116,No. 286, MICT2016-54, pp. 35-42, 201611.

3 阿部和秀,佐々木忠寛,飯田晋,“脳内神経活動検出装置,それを用いた脳機能診断装置及び思考映像表示装置,” 特開2007-195779,2007年8月9日.

4 平岩明,下原勝憲,内山匡,徳永幸生,日本電信電話株式会社,脳波トポグラフィによる音節認識装置,特許2515875号,1996710日.

5 小池誠,“リモートセンシングを入力インタフェースに応用した音声対話システム”電子情報通信学会技術報告,vol. 116, no. 378, SP2016-60, pp. 59-64, 201612.

6 小池誠,“ブレーン・マシン・インタフェースが応用された音声対話システム” 電子情報通信学会技術報告,vol. 116, no. 414, SP2016-65, pp. 1-9, 20171.

 

マイクロ波聴覚効果を応用したマイクロ波通信の文献

1.小池誠,“マイクロ波聴覚効果の解説~電波が聞こえる現象の再発見~”,

電子情報通信学会技術報告, vol. 116, no. 13, MW2016-8,pp.39-44, Apr. 2016.

 

2.小池誠,”マイクロ波聴覚刺激の概説-電波が聞こえるというパラダイムに転換-”

情報処理学会研究報告,vol.2016-MUS-111, no.35,pp.1-7,May 2016.

 

3.小池誠,”音声対話システムの斬新な出力インタフェース”

情報処理学会研究報告,vol.2016-NL-228, no.5,pp.1-7,2016.

 

4 小池誠,“マイクロ波聴覚効果をインタフェースに応用した音声対話システム”電子情報通信学会技術報告,vol. 116, no. 279, SP2016-41, pp. 1-8, 201610.

 
 

5.小池誠,情報リテラシーとテレパシー,情報処理学会第79回全国大会,pp.4-531-4-5322017

 

6.小池誠、テレパシ―通信の理論ーマイクロ波聴覚効果を応用したマイクロ波通信―、電子情報通信学会技術報告、vol. 117, no. 20, MICT2017-5, pp. 19-23, 20175.

 

7.小池誠,”テレパシー通信の哲学”情報処理学会研究報告,vol.2017-MUS-115,no.52,pp.1-5, June 2017.

 

8.小池誠,“秘密保護法と通信技術”

電子情報通信学会技術報告,vol. 116, no. 71,SITE2016-4,pp. 37-41, Jun. 2016