先日、東京大学駒場キャンパスにある駒場図書館で文献を調査していたときのエピソードである。
ある文献を調べていたところ、その文献がバートランド・ラッセルの数理哲学ないし数理論理学の論文を引用していた。
バートランド・ラッセルは、数理論理学、論理哲学、分析哲学が専門のイギリス人であったが、別途、多種多様なテーマでエッセイも執筆しており、1950年にノーベル文学賞を受賞している。
この論文はバートランド・ラッセルが1910年代に執筆していたのだが、なんとなくこの論文を読みたくなった。そこで、駒場図書館にあるデータベースを検索すると、この論文が駒場図書館に保管されていたのである。
やはり、東大駒場キャンパスにある図書館は蔵書が豊富であり、戦前の貴重な文献であっても即座に閲覧できる。