防衛大臣が米国戦艦を護衛するように海上自衛隊に命令しました。護衛といっても一緒に戦闘することを意味します。実は国民に正式に発表することなく、戦争が進行しているのです。

 

2017428日に北朝鮮が発射したミサイル、ムスダンは、どこかの軍隊が迎撃ミサイルを発射して撃破したのです。しかしながら、迎撃ミサイルを発射して撃破した事実は秘密にしているのです。

 

やはり、迎撃ミサイル発射で撃破となると、戦争を始めたことを意味します。自衛権の行使と主張するのでしょうが、国際法で自衛権が認められるかは怪しいものがあります。

 

北朝鮮のミサイル発射は、他国の領土、領海、領空に向けられたものでなく、公海に向けて発射されているので、国際法上は自衛権が発動しないのです。刑法で正当防衛は簡単に成立しませんが、同様に国際法で自衛権は簡単に成立しないのです。

 

国際法上、自衛権が正当に認められるときには、迎撃ミサイルで撃破した旨を公式発表できるのですが、今回の撃破はそのような事例ではないので、秘密にしているということです。

 

戦争が進行しているといっても全面戦争に発展するという意味でなく、低レベルの局地戦に過ぎません。そもそもミサイルなどが攻撃対象になっているのに過ぎず、両国の軍人の生命が危険に曝されない程度の紛争に過ぎません。

 

文献

海自艦、初の米艦防護へ 四国沖まで、安保法制に基づき

朝日新聞デジタル 4/30() 5:05配信