今週末のマイクロ波勉強会の準備として、

対話システムについて専門書や学術論文を調べています。

 

対話システムは機械の一種であり、

テキスト又は音声で人間と対話することができます。

 

テキストによる対話では、

人間がコンピュータ・キーボードなどに文字を入力して、

コンピュータが文字で応答します。

 

これらの文字は、通常、スクリーンに表示されます。

 

このたぐいのコンピュータシステムは、

チャットボットともいうのですが、

最近のチャットボットは良くできており、

チャットボットと対話しているのか、

人間と対話しているのか区別できないのが実情です。

 

時々、ヤフー知恵袋で回答をしていたのですが、

人間が何かに困って質問しているときに、

回答をしてあげたいと考えていました。

 

ところが、チャットボットが質問した場合、

全く答えようと思いません。

 

同様に、このブログにコメントがされるのですが、

相手が人間だから、コメントに返事しようと思うのです。

 

もしも相手がコンピュータであり、

文章自動生成プログラムでコメントを書いていたら、

到底、コメントに返事する気にはなれないのです。

 

多分、ヤフー知恵袋の質問もブログのコメントも人間でしょうが、

文章自動生成プログラムの完成度を考慮すると、

一部はプログラムなのかもしれません。

 

文章だけでは、人間かプログラムかは区別できないのです。

 

しかも、最近、マイクロソフトがネット上で女子高生を演じるプログラムりんなを稼働させていたことを公表しているので、このようなプログラムがブログにコメント書いているのかもしれません。

 

このブログの訪問者をクリックしたところ、

女子高生のブログからの訪問者だったことがあります。

 

当時は国際関係の記事が多く、

女子高生の趣味でないはずなのに不思議だと思った記憶があります。

 

もしかして、本物の女子高生でなく、

マイクロソフトのプログラム、りんなだったのかもしれません。

 

今後、ネット上の相手が人間かプログラムか、見極める必要があることを痛感します。

 

参考文献

R. S. Wallace, The anatomy of A.L.I.C.E.