レーガン元大統領夫人の葬儀、ミシェル夫人ら参列 米
2016年03月12日 09:39 発信地:シミバレー/米国
【3月12日 AFP】米カリフォルニア(California)州で11日、6日に死去したナンシー・レーガン(NancyReagan)元大統領夫人の葬儀が行われ、ハリウッドスターや政治家など多くの人々が参列した。夫人は、同州シミバレー(Simi Valley)のレーガン大統領図書館(Reagan presidential library)で、夫の故ロナルド・レーガン(Ronald Reagan)元大統領の隣に埋葬される。
ナンシーさんは6日、第40代米国大統領を務めたレーガン元大統領が死去した12年後、うっ血性心不全のため米ロサンゼルス(Los Angeles)郊外ベルエア(Bel Air)の自宅で94歳で死去した。
葬儀には、現ファーストレディーのミシェル・オバマ(Michelle Obama)大統領夫人やヒラリー・クリントン(Hilary Clinton)前国務長官、ジョージ・W・ブッシュ(George W. Bush)元大統領、故ジョン・F・ケネディ(John F Kennedy)元大統領の娘、キャロライン・ケネディ(CarolineKennedy)駐日米大使など歴代大統領9家族の代表者らが参列した。
元大統領夫妻が俳優だったこともあり、ナンシー夫人の葬儀にはボー・デレク(BoDerek)やアンジェリカ・ヒューストン(Anjelica Huston)、トム・セレック(Tom Selleck)、ミスターT(Mr T)など、1980年代のハリウッドスターたちも参列した。
15日に大票田のフロリダ(Florida)、イリノイ(Illinois)、オハイオ(Ohio)の各州などでの民主党の大統領候補予備選を控えるクリントン前国務長官は、ナンシー夫人の葬儀に参列するために選挙活動を一時中断した。
引用終了
今回の葬儀は、レーガン時代が終焉を遂げたことを示す
象徴的な出来事になります。
米国政治は、保守とリベラルという対立軸がありますが、
レーガン政権は保守の典型例でした。
レーガン時代、米国は、悪の帝国、ソビエトに毅然と立ち向かう、
という方針でした。
保守は軍事だけでなく、
国内の治安も重視します。
すると、国家が権限を獲得しやすくなります。
一方、リベラルは、個人の権利、自由を重視して、
国家が個人に介入するのを排除します。
また、女性の権利、女性の社会的地位を重視するのもリベラルになります。
オバマ政権はリベラルの典型例になります。