概要
今日、12月6日、日曜日、午後2時から午後4時まで
氷川区民会館で第2回マイクロ波勉強会を開催して、
無事、終了いたしました。
出席者にお礼申し上げ、特に受付にお礼申し上げます。
今日の勉強会でプロジェクターは使っていませんが、
その代わりに資料を配布しています。
この資料はパワーポイント(登録商標)でスライド29枚を作成し、
A4で5枚となるようにプリントアウトしています。
この資料の前半は、『情報・通信におけるディジタル信号処理』
という書籍に依拠しており(文献1)、
後半は、米国特許6470214号及び
米国特許6587729号に依拠しています(文献2~3)。
米国特許6470214号と米国特許6587729号は
ほぼ同じ内容になり、図面は共通しています。
今日、米国特許の図1及び図3について説明しました。
要するに、勉強会の前半は通信技術の基本について述べていますが、
この基本を前提として、図1、図3の内容が理解できるかと存じます。
パルス
今日、パルスについて質問がありました。
カメラのフラッシュでは光が一瞬、ひかりますが、
フラッシュがパルスの例になります。
また、クリスマスシーズンに、
LEDライトがチカチカ点滅していることがありますが、
このような点滅もパルスの例になります。
一方、蛍光灯を使って光で部屋を照らすとき、
蛍光灯の光は、点滅することなく持続して光っています。
蛍光灯の光はパルスでなく連続波になります。
マイクロ波が連続波のときと、
マイクロ波がパルスのときでは、
全く性質が異なります。
日常生活で遭遇するマイクロ波は連続波であり、パルスではありません。
なお、マイクロ波と可視光の異同については、
第1回勉強会で言及しています。
基本的には蛍光灯の光、即ち、可視光と
マイクロ波は波長及び周波数が異なりますが、
何れも広義の光という点で共通します。
今後の予定
今後も勉強会を開催いたしますが、
日時、場所は現段階で未定です。
会場を予約した後、ブログで告知いたします。
また、第1回マイクロ波勉強会に欠席して、
今日、第2回マイクロ波勉強会に出席した人のなかに、
マイクロ波聴覚効果について話を聞きたいという要望がありました。
日時、場所は未定ですが、
マイクロ波聴覚効果について再度、講演する予定です。
勉強会の経緯及び今後の予定
マイクロ波聴覚効果
マイクロ波聴覚効果を応用する通信技術
第3回 日時、場所未定
一人の頭部にマイクロ波を照射する制御技術
第4回 日時、場所未定
離れた場所で脳波を計測するリモートセンシング技術
第5回 日時、場所未定
脳波を解読するコンピュータ技術
第?回 日時、場所未定
マイクロ波聴覚効果
第1回から第3回の内容を総合すると、
マイクロ波を頭部に照射して、
一人に音声を送信する通信技術が可能ということになります。
第4回及び第5回の内容を総合すると、
いわゆる思考盗聴が可能ということになります。
参考文献
1 情報・通信におけるディジタル信号処理
ディジタル信号処理シリーズ 第8巻
著者:村野和雄 富士通研究所
著者:海上重之 富士通研究所
編集:辻井重男
出版社:昭晃堂 1987年11月25日
2 出願日:1996年12月13日
特許日:2002年10月22日
特許番号:米国特許6470214号(グーグル特許にリンクしています)
特許権者:米国空軍長官
発明の名称:電波聴覚効果を使った方法及び装置
3 出願日:2002年4月24日
特許日:2003年7月1日
特許番号:米国特許6587729号(グーグル特許にリンクしています)
特許権者:米国空軍長官
発明の名称:電波聴覚効果を使ったスピーチの送信装置
マイクロ波聴覚効果を応用する通信技術に関するブログ記事
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脳に直接、音声を送信する通信装置の米国空軍特許 part 1
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