南シナ海問題 日本とベトナムが対中で共同訓練

(2015/11/07 05:53)
 

 ベトナムを訪れている中谷防衛大臣はチョン書記長と会談し、中国が人工島を建設して領有権を主張している南シナ海問題を念頭に、海上自衛隊とベトナム海軍が共同訓練を行うことで一致しました。

 

 (政治部・安西陽太記者報告)

 会談は、6日に中国の習近平国家主席が訪れた部屋と同じ部屋で行われます。この部屋で、中谷大臣は、ベトナム側と南シナ海問題について中国を牽制(けんせい)したい考えです。会談では、南シナ海を念頭に行う共同訓練のほか、南沙諸島に近いカムラン基地の多国籍港に来年以降、海上自衛隊の艦船が定期的に寄港することでも合意しました。

 中谷防衛大臣:「南シナ海、東シナ海において安全保障上の課題を共有しているベトナムとの関係強化。これは我が国の優先事項であるという旨、述べました」

 しかし、予定されていた大臣の共同会見が急きょ、キャンセルになるなど、ベトナム側が中国にも配慮している様子がうかがえました。日本は、中国と経済での結び付きが強いベトナムと安全保障面でどこまで協力できるかが今後の課題となります。

 

引用終了

 

日本の領土、領海、領空を

他国から防衛するというのは分からなくもありませんが、

南シナ海は日本の領海から遠く離れています。

 

更に、サンフランシスコ平和条約2条により、

日本は新南群島及び西沙群島を放棄しているので、

南シナ海に介入すべきでないでしょう。

 

ベトナム海軍と海上自衛隊が共同訓練を行うのは、

憲法の制約を超えていると解します。