ロシア旅客機墜落事故、224人全員死亡 ブラックボックス回収
2015年11月01日 09:24 発信地:カイロ/エジプト
【11月1日 AFP】(写真追加)エジプトのシナイ半島(Sinai Peninsula)の山岳地帯で10月31日に発生したロシアの旅客機墜落事故で、駐カイロ・ロシア大使館は、乗客乗員224人全員が死亡したと発表した。
エジプトの首相府は、「ブラックボックスが墜落機後尾で発見、回収され、分析のため専門家に送られた」と述べ、救助隊がこれまでに129人の遺体を回収したと付け加えた。
シャリフ・イスマイル(Sharif Ismail)首相は後に行われた記者会見で、専門家が「ブラックボックスの情報を調査する。その結果に基づき、墜落の原因を究明する」と語った。
■IS系グループが犯行声明
この事故をめぐり、エジプトに展開するイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」系グループが同機を墜落させたとの犯行声明を出しているが、その方法については言及していない。これに対しイスマイル首相は、今回のような高度で飛行機を墜落させることはできないとの専門家の見解を示し、犯行声明に疑問を呈した。ロシア運輸相も、「犯行声明が正確とは考えられない」と述べている。(c)AFP
シリアは戦場になっていますし、
最近、ロシアがシリア国内で空爆などを開始しています。
やはり、どこかの武装勢力が民間航空機を撃墜したのでしょうね。
ロシアは武力攻撃を受けたことを
認めるわけにいかない政治状況にあるのでしょう。
軍事が関与すると、国家の発表はかなりいい加減になり、
真相が軍事機密に変わることがあります。