終戦記念日に第二次世界大戦に関するテレビ番組が放映されていました。

 

若いタレントが太平洋戦争で従軍した高齢者を

インタビューした番組がありました。

 

平和な時代を生きているタレントさんは、

戦場は互いに殺し合いをすることが理解できないことが伝わってきました。

 

平和な時代、人を殺すのは悪いことの筆頭格であり

ニュースの殺人事件でもドラマの殺人事件でも、

人を殺した犯人が悪いのが当然の前提になっています。

 

ところが、戦争中は善悪が逆転して、

敵軍の兵士を殺すのは良いことなのです。

 

例えば、パイロットが敵軍の戦闘機を撃墜します。

 

すると、敵軍のパイロットは通常、死にます。

 

戦時中、敵機を撃墜したことは称賛されるのです。

 

このように国家が殺人を奨励するのが戦争の時代です。

 

帝国陸軍、帝国海軍の軍人は、現代の基準ではヤクザそのものです。

 

人を大勢、殺す方が褒められる。

 

占領地で女を誘拐して、家に監禁して、

逃げ出さないように見張りを付ける。

 

そして、毎日、毎日、ひたすら凌辱する。

 

また、軍隊は覚せい剤を常備しており、

長時間の飛行などでは覚せい剤を眠気覚ましに使っていました。

 

平和な時代、犯罪として禁止されている行為が、

戦場では全て可能となります。

 

例えば、人を殺したり、銀行を襲撃したり、女性を暴行したり、

偽札をつくり、偽札で豪遊できます。

 

そして、軍人は戦場で実行した悪行三昧は否定します。

犯罪者が犯行を否認するのと全く同じです。


最近、国家安全保障法制が国会で審議されています。
 

一部の無法者は、集団的自衛権の行使という名目で

これらの悪事の限りを尽くしたいのでしょう。

 

そして、安倍首相は

このような無法者の願いを叶えたいのでしょう