長寿の秘密(3)
 
裁判官など法曹界に所属する人達は概ね長寿になります。
 
ところが、たまに夭折する弁護士がいます。

例えば、特捜部検事から弁護士に転身した田中森一氏は、
2014年11月22日に71才で亡くなりました。

日本人の平均寿命より短いですよね。

さて、裁判は民事裁判と刑事裁判に大別することができます。
 
テレビ・ドラマで裁判が登場するときには、
刑事裁判が多くなりますが、
大多数の弁護士は民事訴訟を担当しており、
刑事裁判はほとんど担当しません。
 
ところが、刑事裁判を専門とする弁護士が
数多くの刑事裁判を担当して、
本来、有罪にすべき被告人を次々と無実にすると、
治安維持を担当する省庁の担当者は、
治安維持の観点から由々しきことと考えるかもしれません。
 
すると、その弁護士に対して
秘密工作を実施したくなるかもしれません。
 
いずれにしろ長寿という観点としては、
悪事をしないことが長寿の大前提となります。

ちなみに、田中森一氏は2014年春に胃がんの手術を受けており、
胃がんで亡くなっています。

発がん性物質は分かっていますし、
解剖して死因を調べることは少ないこともあり、
仮に発がん性物質を食事に混入しても、
露顕しないことがあるのではないでしょうか。

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<訃報>田中森一さん71歳=元特捜部検事、元弁護士
毎日新聞 1122()1245分配信
 
 東京、大阪両地検の元特捜部検事で、巨額詐欺事件で実刑判決を受けた元弁護士の田中森一(たなか・もりかず)さんが22日、東京都内の病院で死去した。71歳。関係者によると胃がんを患っていた。
 
 長崎県出身。岡山大在学中に司法試験に合格、1971年に検事になり、東京、大阪両地検の特捜部で撚糸(ねんし)工連事件や平和相互銀行事件を手掛けた。バブル全盛期の88年に弁護士に転身し、経済事件の被告や暴力団関係者の弁護人を務めた。