<京都工芸繊維大>実験中に爆発事故、負傷者情報
毎日新聞 11月17日(月)13時32分配信
17日午後1時ごろ、京都市左京区松ケ崎橋上町の京都工芸繊維大・松ケ崎キャンパスの職員から「実験中に爆発事故があり、負傷者が出ている」と119番通報があった。
京都市消防局などによると、負傷者は学生ら4人で、いずれも軽傷とみられる。化学実験の最中に爆発したという。火災はない模様。京都府警下鴨署が爆発の原因などを調べている。【松井豊】
化学実験が失敗して爆発事故が起きることがあります。
日本の警察は事故に対して厳し過ぎますね。
すぐに事件の可能性を疑って、捜査に入ります。
このようにすぐに捜査を開始することにより、
実験を通じて学習する意欲を削ぎ、
化学の発達を阻害しています。
軽傷4人であり、
死者が発生しているわけでもないし、
死亡しかねないような重症者がいるわけでもありません。
警察が真相を解明しなくても、
通常、教授陣が事故を起こした原因を解明します。
その後、大学全体で事故の再発防止に取り組むでしょう。
ちなみに、PCRを発明してノーベル化学賞を受賞したマリス博士は、
『マリス博士の奇想天外な人生』という自伝を出版しています。
この自伝では、子供のころ化学実験に失敗して爆発したことや、
化学実験のときに有毒ガスが漏洩して裏庭にある木を枯らしたことなどが
面白おかしく描写されています。
化学実験に事故があってはいけないのですが、
事故が起きることはあります。