眼球動きで統合失調症判別=大阪大など「8割以上可能」

時事通信 117()1417分配信

 

 患者の眼球の動きを調べることで、統合失調症かどうかを88%以上判別できたとの研究結果を、大阪大大学院の橋本亮太准教授らのグループが7日までに精神医学雑誌「スキゾフォレニアリサーチ」電子版に掲載した。橋本准教授は「統合失調症の客観的な診断につなげたい」と話している。 

 
 

今回、公表された記事のタイトルは、下記の通りになります。

 

“Anintegrated eye movement score

as aneurophysiological marker of schizophrenia”

 

下記のウェブアドレスにアクセスして、

料金を支払うと読むことができます。

 
 

精神医学の専門雑誌の評価は下記の通り。

 

トップがMolecular Psychiatryのインパクトファクターが14.89、

2番目がThe American Journal of Psychiatry

インパクトファクターが14.72

7位がSchizophrenia Bulletinでインパクトファクターが8.48

 

今回、研究成果が公表されたSchizophrenia Researchは23位で、

インパクトファクターが4.59になります。


要するにマスコミが報道すると、

画期的な研究成果という印象を与えますが、

精神医学界における評価はさほど高くないでしょうね。
 

関連ブログ記事

目の動きで統合失調症判別 大阪大、早期発見に