エボラ患者治療の看護師「隔離の必要ない」 米裁判所
ニューヨーク=中井大助2014年11月1日13時28分
シエラレオネでエボラ出血熱患者の治療にあたり、米国に帰国した女性看護師(33)について、メーン州の裁判所は10月31日、同州が求めていた行動制限は必要ない、とする決定をした。看護師に症状がない現状では他の人に感染させる危険性もないと判断した。
裁判所は一方で、看護師が体温を継続して計測することや、行動を公衆衛生当局に伝えること、症状が出た場合はすぐに当局に伝える必要はあると認めた。
米国では、複数の州がエボラ熱患者と接触した旅行者を最大で21日間隔離する方針を発表している一方、症状がない人への措置として厳しすぎるという意見も出ている。裁判所が判断したのは初めて。他州の方針には直接の影響はないものの、注目を集めそうだ。
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裁判所は、看護師に症状がない現状では
他の人に感染させる危険性もないと判断しました。
科学的知見に基づいた妥当な判決でしょう。
ちなみに、エボラ出血熱による死者数は、
日本国内でゼロではないでしょうか。
一方、交通事故の死者数は日本国内で年間数千人であり、
ガンによる死者数は日本国内で年間110万人前後になります。
交通事故やガンの死者数が遥かに多いですよね。
マスコミがエボラ出血熱について恐怖、不安を煽っていますが、
外国人入国禁止のような過剰な対策は不要ではないでしょうか。
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