沖縄県が1972年5月15日、日本に復帰すると、
沖縄が日本で一番、長寿な県になりました。
米国に統治されていた時代、沖縄県民は色々、不満があったでしょうが、
健康で長生きできたというのは、悪いことではないでしょう。
沖縄が長寿の秘密を調べると、実に簡単に分かります。
沖縄には米国スタイルの食事の影響があり、
十分に栄養を取っていたので、長生きだったのです。
沖縄県のお弁当は、おかずがご飯の横にあるだけでなく、
ご飯の上にもおかずが敷き詰められています。
このようにおかずをたくさん食べて十分に栄養を取っていたので、
沖縄県が長寿だったのです。
1972年当時、日本人が一日に摂取するタンパク質は
50グラム程度でした。
ところが、沖縄県では一日にタンパク質を100グラム以上、
摂取しており、
他県を圧倒的に引き離していたのです。
また、脂質の摂取も沖縄県は他県よりダントツに多かったのです。
最近、沖縄県は長寿日本一でなくなりましたが、
脂質を取り過ぎて、心臓又は脳の血管が詰まるようになったからです。
長生きするためには、粗食より、
肉、魚、乳製品などからタンパク質を
十二分に摂取するのが望ましいということになります。
一方、早死にする食事は、ご飯をたっぷりと食べて、
おかずが少ないということになります。
肉類を食べるときに脂質も一緒に取ることが多いので、
この点は気を付ける必要があります。
例えば、ロースを食べるときには、
端にある脂肪をカットして捨てるのが大事になります。
あるいは、トリ胸肉を調理するときには、
皮を剥いで、皮を捨てることです。
ちなみに、外食産業では、本来、捨てるべき脂肪を
ソースなどに再利用するので、
どうしても脂質の摂取が多くなり、
脂質を取り過ぎることになります。
ちなみに、日本の洋食屋さんのメニューは、
米国やヨーロッパ諸国の典型的な食事でなく、
日本流にアレンジされています。
米国で生活していた時代、
日本のファミレス・メニューにあるようなハンバーグは
食べたことがありません。
ハンバーグに似た食事は、
マクドナルドなどにあるハンバーガーになります。
また、日本風のカレーも食べたことはなかったですね。
インド・レストランやタイ・レストランで
カレーを食べたことがありますが、
日本風のカレーとはかなり異なります。
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