米大統領 TPPで日本に歩み寄り促す

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アメリカのホワイトハウスは、オバマ大統領が安倍総理大臣との電話会談で、TPP=環太平洋パートナーシップ協定の交渉妥結に向けて「大胆さが必要だ」と強調したことを明らかにし、日本側に歩み寄りを促したものとみられます。

 

アメリカのオバマ大統領は現地時間の14日夜、日本時間の15日午前、安倍総理大臣と電話で会談しました。

 

これについて、ホワイトハウスは15日声明を発表し、電話会談で、オバマ大統領がTPP=環太平洋パートナーシップ協定について「より繁栄し、統合したアジア太平洋地域を目指すという共通の構想を実現させるためには大胆さが必要だ」と強調したことを明らかにしました。

 

オバマ大統領としては、TPPの交渉妥結に向けて、安倍総理大臣に対し日本との間で協議が難航している農産物5項目や自動車部品の関税の取り扱いなどを巡って歩み寄りを促したものとみられます。

 

また、ホワイトハウスは、オバマ大統領が電話会談で、同盟国である日本と韓国が長期間にわたって安定した関係を築くため、意思疎通を強化することが重要だと指摘したとしています。

 

さらに、患者が増え続けているエボラ出血熱の感染拡大の防止に向けて、オバマ大統領は、日本の貢献に感謝の意を伝える一方、追加支援を検討するよう求めたということです。

 
 

日本の国家安全保障政策や普天間基地の使用停止などについて、

オバマ大統領は言及しなかったのでしょうかね。

 

2014年7月1日に憲法9条の解釈変更を閣議決定しているので、

今後、法整備を進めるでしょうから

オバマ大統領が言及しても不思議はないのですが。