戦前、軍隊は誰でも殺して、大日本帝国を滅亡させました。
まず、軍隊が首相を殺しました。
海軍が暗躍して5・15事件を起こし、首相を暗殺し、
陸軍が暗躍して2・26事件を起こし、首相を暗殺しました。
暗殺により軍隊が政治権力を掌握しました。
次に、治安維持法による取り締まりを強化して、
戦争に反対する国民を殺しました。
要するに、軍隊は、首相でも国民でも、
戦争に協力しない人は容赦なく殺しました。
殺されたくない人は戦争に協力することになり、
挙国一致で戦争を継続することになりました。
戦争中、軍隊は敵国の国民を大勢、殺しました。
戦争末期、軍隊は部下に特攻を命じて、部下を殺しました。
あるいは、軍隊は部下に玉砕を命じて、部下を殺しました。
最後に、敵国の攻撃があると、軍隊は国民を見殺しにしました。
昭和19年冬から昭和20年春に
東京大空襲が何度もありましたが、
陸軍省、海軍省が主導する日本政府は降伏することなく、
国民を見殺しにしました。
昭和20年春、沖縄の地上戦では、
陸軍省、海軍省が主導する日本政府は降伏することなく、
沖縄県民を見殺しにしました。
昭和20年7月、ポツダム宣言が発せられましたが、
陸軍省、海軍省が主導する日本政府はポツダム宣言を受諾せず、
昭和20年8月、広島、長崎の国民を見殺しにしました。
当時の日本政府は敵も味方も区別せず、殺した結果、
大日本帝国が滅びました。
一般社会では人を殺してはいけないのですが、
軍隊、自衛隊は人を殺すために組織されています。
軍隊、自衛隊は人を殺すと、
出世するという倒錯した組織になっています。
やはり、自衛隊出身者が国会議員になってはいけないのです。
日本政府が軍事を重視すると、
日本を再び滅ぼすことになるかもしれません。