全羅南道珍島郡の観梅島(クヮンメド)沖海上で沈没し、
乗員、乗客 293人が死亡しています。
事故を起こした客船オーナーは警察の捜査から逃亡していたこともあり、
韓国軍特殊部隊ないし諜報機関が暗躍して客船オーナーを探し出して、
暗殺したのではないでしょうか。
事故客船オーナーの遺体発見か=DNA鑑定で兄とほぼ一致―韓国
時事通信 7月22日(火)5時17分配信
【ソウル時事】韓国の客船「セウォル号」沈没事故で、聯合ニュースは22日、検察、警察当局の話として、運航会社「清海鎮海運」の事実上のオーナーで指名手配中の兪炳彦容疑者(73)とみられる遺体が見つかったと伝えた。遺体から採取したDNAを鑑定した結果、逮捕・起訴されている兄とほぼ一致したという。
捜査当局は5月22日、兪容疑者が自身の経営する複数の会社から巨額の資金を流用したなどとして、横領・背任・脱税の容疑で逮捕状を取り指名手配。容疑者は行方をくらましていた。遺体が本人とすれば、逮捕できなかった捜査当局への批判が高まりそうだ。
警察当局は6月12日ごろ、全羅南道順天市の畑で腐敗した男性の遺体を発見。かなり白骨化しており、死因や死亡日時は不明とされる。指紋を確認できない状態だったため、骨の一部を切り取り、国立科学捜査研究院に身元確認のためのDNA鑑定を依頼。現在、最終的な鑑定結果を待っているという。
遺体が発見されたのは、兪容疑者の足取りが最後に確認された場所から約2.5キロしか離れていない。遺体は冬用のジャンパーと帽子を着用し、周囲に焼酎やマッコリの瓶が散らばっていた。
旅客船沈没事故 実質的オーナーの遺体か
7月22日 4時33分
ことし4月に韓国で起きた旅客船沈没事故に関連して、横領などの疑いで指名手配されている船会社の実質的なオーナー、ユ・ビョンオン(兪炳彦)前会長とみられる遺体が先月見つかり、検察がDNA鑑定を進めて身元の確認を急いでいることが分かりました。
ことし4月に韓国南部で起きた旅客船セウォル号の沈没事故で、検察は、船会社の実質的なオーナー、ユ・ビョンオン容疑者を横領などの疑いで指名手配しています。
韓国南部・チョルラ(全羅)南道スンチョン(順天)の警察によりますと、先月12日、梅畑で男性の遺体が見つかり、DNA鑑定をしたところ、21日になって、ユ前会長の兄のDNAとほとんど一致していることが分かったということです。
検察も、ユ前会長とみられる遺体について、国立科学捜査研究院による調査の最終結果を待っているとしています。
検察は、ユ前会長について、沈没した船の安全性に問題があると認識した船会社の社長から売却を進言されたものの、別の船の売却を優先するよう指示したため、危険な運航が続いたとみていて、ユ前会長と関係の深い宗教団体の信者らを逃亡を助けた疑いで逮捕したり、有力な情報提供に懸賞金をかけたりして、行方を追っていました。
ユ前会長の死亡が確認された場合、大勢の高校生が犠牲になった惨事が起きた背景の解明に支障が出るのではないかと懸念されています。