近隣住人の男性を包丁で刺して殺そうとしたとして、京都府警は9日、京都市右京区太秦一ノ井町、無職安東泰和容疑者(61)を殺人未遂容疑で緊急逮捕し、発表した。男性は死亡し、府警は容疑を殺人に切り替えて調べる。安東容疑者は「10年来の恨みがあった。殺すつもりはなかった」と話しているという。
右京署によると、安東容疑者は9日午前10時半ごろ、近所に住むクリーニング店経営、山本芳弘さん(75)の首や腹を複数回包丁で刺し、殺害しようとした疑いがもたれている。
同署によると、山本さんは別の近隣住人と立ち話をしているときに刺され、まもなく搬送先の病院で死亡。山本さんと話していた住人が110番通報した。
現場は東映太秦映画村の近くの住宅街。
今日の午後、クリーニング店に行った。
クリーニング店が面している道路の向かい側の歩道に、
制服警官が自転車に腰かけながら警戒していた。
この殺人事件が契機となって、
東京都内のクリーニング店を警戒していたのかもしれない。