文献の列記

このブログでは、ときどき記事の末尾に多数の文献が
羅列されていることがあります。
 
そのような記事では、
マイクロ波パルスが聞こえるとか、
マイクロ波パルスが人体に照射されて音響波に変換される、
というようなことが書いてあります。
 
「マイクロ波」とか「音響波」の意味が分からない人もいるでしょう。
 
マイクロ波の意味が分かる人は、
マイクロ波が聞こえるなんてありえない、
と思うかもしれません。
 
電子レンジにマイクロ波が使われています。
 
しかし、電子レンジで食品を加熱しても、
「チン」という音は聞こえるけど、
食品を加熱するときにマイクロ波の音は聞こえない、
と反論するかもしれません。
 
マイクロ波はパルス波形のとき、特に、矩形波パルスのときに聴こえます。
 
電子レンジでは、マイクロ波の波形が連続したサイン波なので、聞こえないのです。

 

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横軸は時間であり、縦軸は電位です。
 
このような記事では、
記事の最後に列記されている文献に、
パルス波形のマイクロ波を
人間や、ネコ、ブタなどの実験動物の頭部に照射したとき、
音として聞こえたという実験結果が書いてあるのです。
 
人間ならともかく、ネコさんやブタさんが、
「音が聞こえて、うるさい」なんて話すことはできません。
 
そのような実験では、
ネコさんやブタさんの聴覚誘発電位を計測していたり［７］、
ネコさんやブタさんの脳組織に
音響波が発生したことを計測しています［５］。

 

聴覚誘発電位とは、音を聴かせたときに聴覚中枢などに
発生する電位です。

 

マイクロ波を照射したときであっても、
音を聴かせたときと同様に、
脳内の聴覚中枢に電気信号が発生しているのです［７］。

 

音響波とは、媒質の圧力変動を示しています。

 

例えば、音や声は空気を媒質とする音響波です。

 

マイクロ波パルスが人体や動物に照射されると、
細胞組織が媒質となる音響波が発生します。
 
側頭葉に命中すると、この音響波が内耳の蝸牛にまで届くのです。
 
様々な大学の様々な研究者が、
マイクロ波パルスを頭部に照射するという実験をしているので、
この実験結果は捏造でなく、勘違いでもなく、
本当に聞こえるということです。
 
それでもマイクロ波が聞こえるなんてありえないと思う人は、
グーグル・スカラーで文献を検索して、
下記の文献を直接、読むことを勧めます。
 
文献に実験の詳細が記載されています。
 
マイクロ波が聞こえるというのは奇妙キテレツに思えるかもしれませんが、私が正しく、世間の常識が間違っているのです。
 
多数の文献を列記して、私が正しいことを立証しているのです。
 
 

文献

１ Frey, A. H.,
“Auditory response to pulsed radiofrequency energy
to human auditory system”

Journal of Applied Physiology １９６２、１７（４）６８９～６９２ページ

２ Elder, J.A. and Chou, C.K., 
“Auditory response to pulsed radiofrequency energy”
Bioelectromagnetics, ２００３、24: S162–S173.

３．Chung-Kwang Chou, Arthur W. Guy, Robert Galambos,
"Auditory perception of radio-frequency electromagnetic fields"
Journal of Acoustic Society of America 1982, 71(6), June, 1321-1334

４ Kenneth R. Foster, Edward D. Finch
“Microwave Hearing:Evidence for
Thermoacoustic Auditory Stimulation by Pulsed Microwave”
Science, 19 July, 1974, Vol. 185, No. 4147, pp. 256-258.

５ Olsen, Richard G.; Lin, J.C.,
"Microwave-Induced Pressure Waves in Mammalian Brains,"
IEEE Transactions on Biomedical Engineering,
vol.BME-30, no.5, pp.289～294, May 1983

６ Chou C, Galambos R, Guy AW, Lovely RH.
“Cochlear microphonics generated by microwave pulses”
The Journal of Microwave Power, 1975, Vol.10(4) , 361-367.

７ Eugene M. Taylor, Bonnie T. Ashleman
“Analysis of Central Nervous Involvement
in the Microwave Auditory Effect”
1974, Brain Research, Vol. 74, pp. 201-208.