首脳らは声明で、自らを象徴的に「G7」と呼び、ロシアの行動は同国が1997年に参加国となったG8とは相いれないものだと指摘。さらに、ロシア・ソチ(Sochi)で開催が予定されている次回G8サミットの準備会合への参加を見合わせると表明した。
声明には英国、カナダ、フランス、ドイツ、イタリア、日本、米国に加え、欧州連合(EU)の欧州理事会(European Council)常任議長(EU大統領)、欧州委員会(European Commission)委員長が署名。その後、米ホワイトハウス(White House)によって公表された。
G7首脳らは、「国連憲章と1997年のロシア・ウクライナ友好協力条約の下での義務に違反」したロシアによる「ウクライナの主権と領土保全に対する明白な侵害」を非難するために団結したと表明。「われわれはロシアに対し、同国が現在、ウクライナに生じさせている安全保障上、人道上の権利に関する懸念について、直接交渉または国連(UN)や欧州安保協力機構(OSCE)などが主導する国際的な監視・仲裁の受け入れに応じることを要求する」と述べた。
ロシアは1997年にG8の正式メンバーとなったが、世界経済・金融問題に関する協議はその後も、それ以前のG7参加国によってのみ行われている。(c)AFP
東西冷戦が再開し、西側諸国がロシアに経済制裁をするのでしょうね。
そして、少しづつ制裁の範囲を拡大していくのでしょう。
一方、クリミアから撤退すると、制裁が解除されるのでしょう。