竹崎・最高裁長官、途中退官へ…健康上の理由
読売新聞 2月26日(水)16時27分配信
最高裁の竹崎博允(ひろのぶ)長官(69)が、健康上の理由から3月末で退官することになり、最高裁は26日、退官願を内閣に提出した。
70歳の定年を迎える今年7月まで約3か月残しており、最高裁長官が任期途中で退官するのは異例。内閣が今後、人選を進めて後任を指名することになる。
最高裁によると、26日午前に開かれた裁判官会議で、竹崎長官が退官の意向を説明し、了承されたという。
竹崎長官は岡山県出身で、東大法学部卒業後の1969年に判事補に任官。最高裁の事務総長などを歴任後、2008年11月、最高裁判事を経ずに、東京高裁長官から第17代長官に就任した。
事務総長時代から裁判員裁判の制度設計を主導し、同制度が09年5月に始まった後も、定着に向けてリーダーシップを発揮してきた。
また、結婚していない男女間の子の相続格差を定めた民法の規定を「違憲」とした昨年9月の決定や、12年衆院選の「1票の格差」を「違憲状態」とした昨年11月の判決など、計9件の大法廷判決と決定で裁判長を務めた。
最高裁長官が任期途中で退官した例は、1995年に定年まで8日残して退いた草場良八・第12代長官のケースしかない。
headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140226-00000838-yom-soci
現在、最高裁で審理中の事案で、
新たな違憲判決がされたくなかったのでしょうかね。