【2月18日 AFP】高周波音によるログイン技術を専門とするイスラエルの新興企業SlickLoginは17日、同日までに米インターネット検索大手グーグル(Google)に買収されたことを発表した。
 SlickLoginは買収金額などを明らかにしていない。グーグルもこの買収に関するAFPの問い合わせに応じていない。
 SlickLoginはイスラエルのテルアビブ(Tel Aviv)で設立されたばかりの技術者3人から成る新興企業。3人はイスラエル軍のサイバー攻撃対策チームの出身だという。グーグルでは、インターネットの安全を確保しつつ簡単に利用できるログイン方法の開発に取り組む。
 設立間もないため市場に出ているSlickLoginの製品はまだないが、同社は、人間の耳にはほとんど聞こえない高周波音をパソコンのスピーカーから出力してスマートフォン(多機能携帯電話)に認識させ、スマートフォンからも同様の方法で応答するという方法でオンラインのアカウントを保護する技術の開発に取り組んでいるという。SlickLoginの技術ではスマートフォンの位置も確認できるため、ノートブックPCやタブレット端末の脇にスマートフォンを置くだけでログインが可能になるという。
 この技術はパスワード認証に代わるものとしての利用も考えられるが、2つの認証手段を組み合わせてセキュリティーを強化する「2要素認証(2段階認証)」での活用が検討されるものとみられる。(c)AFP
超音波ビームを使って、距離計測と通信を同時に行っているのでしょうね。
UWB通信はマイクロ波を搬送波としていますが、
超音波ビームを搬送波にしているのでしょうね。