【10月18日 AFP】英国で、視覚障害者の男性が持つ白い杖(つえ)を「サムライの刀」と見間違えた警察官が、スタンガンの一種「テーザー銃」で男性を撃つ事件が起きた。イングランド北西部ランカシャー(Lancashire)州警察が17日、明らかにした。

 警察発表によれば前週12日、同州チョーリー(Chorley)で、刀を持った男が町中をうろついているとの複数の通報があった。急行した警官の1人が、杖を手にしたこの視覚障害者の男性を容疑者と思い込み、止まるよう命令。しかし男性が歩き続けたため、テーザー銃を撃ち電撃ショックを与えたという。

 間違いに気付いた警官は、あわてて被害者の男性を病院に運び込んだ。男性は一通りの検査を受けた後、退院したという。

 ランカシャー州警察のスチュアート・ウィリアムズ(Stuart Williams)警視正は、「トラウマになりかねない体験をさせてしまい、州警察一同、男性に対して非常に申し訳なく思っている」と述べた。警察はその後、町内で武器を所持していた疑いで別の男を逮捕したという。(c)AFP


1. 眼の不自由な方を攻撃するのは、酷い。
警官が近づいてきても、眼が不自由なので気が付かないであろう。


2.日本でも、拳銃をテーザー銃に置き換えるべきと考える。

テーザー銃は、拳銃と異なって、殺傷力がなく、
万が一、誤射しても、被害者のケガは拳銃より遥かに軽い。

警察は治安の維持のために、必要最小限の武装をすれば足りる。

日本の治安は概してよいので、
拳銃を使用して制圧する必要があるケースは少ない。

テーザー銃の発射により、筋肉の痙攣などで一時的に動けなくなれば、
治安の維持としては十分である。