通常、電波は人間が直接、聞くことができない、とされている


しかし、高出力レーダーのパルスは人間が直接、聞くことができ、

この現象はマイクロ波聴覚効果という。


マイクロ波聴覚効果は、

1962年にコーネル大学アラン・フレイ教授が実験結果を

学術論文に掲載した後[1]、

複数の研究グループがこの実験を再現している[2]。


現在では、1999年6月に世界保健機構が作成した

「レーダーと人の健康」という文書でも、

マイクロ波聴覚効果は明記されている[3]。


マイクロ波聴覚効果は確立した生理機構として認められている。


既にマイクロ波聴覚効果を応用して、

人間の頭の中に声を送り込む電子機器は開発されている[4]。



具体的には、米国陸軍ウォルター・リード研究所の

実験心理学者ジョセフ・シャープ博士が、

この電子機器を開発したことが明らかにされている[4]。



2006年12月には、米国陸軍の情報公開を通じて、


マイクロ波の可聴を利用した音声送信装置を公表している

[5、下記サイト8-10ページ]。



更に、防衛省 技術研究本部 先進技術推進センターは、テレパシーを

研究開発している[6、下記サイト15ページ]。





これらは全て軍事研究であり、

軍事の研究開発は秘密のベールに覆われることが多い。


学会と異なって、研究の成果が即座に発表されるものではない。


また、企業の研究開発と異なって、

新製品のしくみが特許出願されることも少ない。


画期的な新兵器が開発されても、永年に渡って、秘密が維持される。


例えば、米軍が原爆を開発しても、広島、長崎で使われるまで、

原爆の存在は秘密であった。


インターネットと同様のコンピュータ通信ネットワークは、1970年頃には

米国陸軍が使っていた。

しかし、一般社会は1990年代までインターネットの誕生を待つ必要があった。



テレパシー装置を使って、他人の頭部に直接、音声を送信した場合、

日本の医学界は、テレパシー装置がないという前提で、

精神疾患という診断をする。


その精神疾患の原因はドーパミン仮説が有力ですが、

原因は明らかになっていない。


また、医学界では、電子機器を使って、

人間の頭の中に声を送り込むことができないのは当然のこととされており、

ドーパミン仮説は人間の頭の中に声を送り込む電子機器が

ないことを前提として提唱されている。



しかし、上述したように、テレパシー装置が存在しないという前提が間違っている。


更に、国家機関が個人を迫害した例は、

時代、国家を超えて枚挙にいとまがない。


例えば、日本の戦前では、帝国陸軍の憲兵が国民を迫害している。 


戦後、国民を同様に迫害するとき、

陸上自衛隊の関与が露顕しないように、

テレパシー装置を採用したのである。


防衛省情報本部の予算は、
平成24年度で、約496億円であり、
平成25年度で、約497億円である。



テレパシー装置を購入して、全国に配備するには十分な金額である。


参考文献

[1]  「変調された電磁波エネルギーに対するヒト聴覚系の応答」

Allan Frey, J. Applied Physiology, 17:689-692, 1962

[2]

Taylor EM, Ashleman BT 
"Analysis of Central Nervous System Involvement in the Microwave Auditory Effect"
 Brain Research 74:201-208; 1974

E.M.テイラー、B.T.アシュルマン、
「マイクロ波聴覚効果における中枢神経系の関与」、
脳研究、74:201-208、1974

「マイクロ波パルスにより発生する蝸牛のマイクロホン電位」
”Cochlear microphonics generated by microwave pulses”
Chou C, Galambos R, Guy AW, Lovely RH
The Journal of Microwave Power [1975, 10(4):361-7]

「マイクロ波の可聴;マイクロ波パルスによる熱弾性波聴覚刺激の証拠」

Science 19 July 1974:
Vol. 185 no. 4147 pp. 256-258

"Microwave Hearing: Evidence for Thermoacoustic Auditory Stimulation
by Pulsed Microwaves"
 
Kenneth R. Foster and Edward D. Finch
Naval Medical Research Institute,
National Naval Medical Center,
Bethesda, Maryland 20014

J.A. Elder and C.K. Chou, モトローラ・フロリダ研究所、
「電波エネルギーパルスに対する聴覚応答」
Bioelectromagnetics Supplement 6:S162-S173(2003)



[3] 世界保健機構(WHO)
「レーダーと人の健康」、4ページ

200メガヘルツから6.5ギガヘルツ(6500メガヘルツと同一)の周波数の電波をパルスとして発射したとき、マイクロ波聴覚効果が生じる。

[4] Microwaves andBehavior by Don Justesen, 

AmericanPsychologist, March 1975, pp. 391-401.

 

[5] 「一部の非殺傷性兵器の生体効果」


[6] 防衛省技術研究本部
先進技術推進センター
研究管理官(先進技術担当)付第二計画室
防衛技官 小倉潤
「技本判ifの世界
(先進技術が開く新たな戦い方)」
という文書、15ページ。

http://www.mod.go.jp/trdi/research/dts2011.files/low_pdf/R5-2.pdf