米長官、尖閣問題も議題に 中国国防相との会談で

2012.9.17 10:02
 パネッタ米国防長官は日本、中国訪問に向かう機中で記者団に、中国の梁光烈国防相との会談で沖縄県・尖閣諸島をめぐる日中間の亀裂について取り上げる考えを表明した。米軍系メディアが16日報じた。
 長官は冷静な対応を求めるとみられる。同時に「米国は平和的解決を求めていく」と強調した。パネッタ氏は16日、日本に到着した。
 パネッタ氏は、会談では東南アジア諸国連合(ASEAN)の一部加盟国と中国が対立する南シナ海の領有権問題についても議論になるとの見通しを示した。
 森本敏防衛相との会談は17日に予定される。新型輸送機オスプレイの米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)配備などが議題となる。(共同)

コメント

領土問題が発展して、軍隊と軍隊が衝突することを
事前に回避するための会談である。