マイクロ波をパルスとして、人間の頭部に発射すると、音として聞こえる現象がある。
今回、この実験を行っている動画を紹介する。
動画の標題は、「マイクロ波の可聴」である。
米国イリノイ大学シカゴ校電磁気学教授を務めるジェームズ・リンが
インタビューに答えながら実験を遂行している。
外部からの電磁波が入らない電波暗室に、
ジェームズ・リン教授が椅子に座っている。
電波暗室の天井及び壁は、先端が尖ったコーンで覆われている。
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ジェームズ・リン教授が、指でボタンを押すと、
マイクロ波パルスが頭部に発射されるように調整されている。
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マイクロ波聴覚効果の原理の説明である。
マイクロ波が頭部に照射されると、脳が膨張し、音響波が発生する。
そして、内耳(の蝸牛)が音響波を電気信号に変換する。
マイクロ波聴覚効果により、声を送り込む可能性に言及している。
例えば、「レーダーと人の健康」という世界保健機構が作成した文書にも
マイクロ波パルスが人間の頭部で直接、聞こえる現象は明記されている。
マイクロ波聴覚効果を応用するとテレパシー通信が可能となり、
その詳細は、「テレパシー通信の概要」、「目次、テレパシー記事」をご覧ください。