北京市公安局は、中国に駐在している丹羽日本大使の公用車を襲撃して、
公用車に取り付けられていた日本国旗を略奪した被疑者を逮捕した。
公安局が被疑者を摘発していることから、
中国に居住している外交官又は日本人に対する犯罪を許容していない立場を
明らかにしている。
FNNによると、証拠として提出した写真に写っている自動車ナンバーが
偽造と報道されている。
本当に偽造されていたか若干の疑義がある。
中国では英雄とされる真犯人を庇うために、
日本に抗議活動をしている活動家を取り調べている可能性もある。
大使の車妨害、容疑者拘束
中国当局、男の取り調べ開始
丹羽宇一郎・駐中国大使の公用車が襲われた事件で、北京市公安局は、日本国旗を奪ったとみられる中国人の男を拘束し、事情聴取を始めた。複数の日本外交筋が29日、明らかにした。身元や動機などは明らかになっていないが、沖縄・尖閣諸島に上陸した香港の活動家を逮捕したことに対する日本側への不満が関係している可能性がある。
ただ、中国のネット上では、尖閣問題をめぐり反日感情が高まっており、この男を「英雄」とみなして摘発に反対する意見が多数を占めており、刑事責任を問うかどうかは、胡錦濤(フー・チンタオ)指導部が最終的な政治判断をするものとみられる。
大使館関係者によると、27日午後4時(日本時間午後5時)過ぎ、男は乗用車で北京市内の東四環路を走っていた丹羽大使を乗せた公用車に幅寄せするなどして、無理やり停止させ、前方に立てていた日本国旗を奪って逃げた疑いが持たれている。
(朝日新聞)
大使公用車襲撃事件 北京市警察当局が容疑者とみられる男を拘束
丹羽駐中国大使の公用車が襲撃された事件で、中国・北京市の警察当局は29日までに、容疑者とみられる男1人を拘束し、取り調べていることがわかった。
警察当局は、日本から提供された写真をもとに、複数いるとみられている容疑者の割り出しを急いでいるが、写真の車のナンバーは偽造されたものだったことも判明し、捜査は難航しているという。
ナンバーが偽造されていることから、今回の襲撃事件が計画的だった可能性も出てきた。
警察当局は、日本から提供された写真をもとに、複数いるとみられている容疑者の割り出しを急いでいるが、写真の車のナンバーは偽造されたものだったことも判明し、捜査は難航しているという。
ナンバーが偽造されていることから、今回の襲撃事件が計画的だった可能性も出てきた。