(CNN) 原油輸送の大動脈ホルムズ海峡付近で現地時間の8月12日未明、米国の誘導ミサイル駆逐艦「ポーター」が日本の原油タンカー「オトワサン」と衝突した。米海軍が発表した。双方とも負傷者は出ていないという。
米海軍によると、現地時間の同日午前1時ごろ、ポーター(全長約154メートル)と、日本が所有するパナマ船籍のタンカー、オトワサンが衝突した。
米軍が公表した写真によると、この事故でポーターは船体の側面が大きくへこみ、乗員が損傷の程度を調べている。
事故原因などについては現在調査中だが、海軍の発表では、戦闘に関連した事故ではなかったとしている。
ポーターは米海軍第5艦隊に所属する駆逐艦で、3月12日に母港を出港していた。
コメント
米海軍は、イラン原油輸出を海上封鎖により、実力で阻止している。
パナマ船籍であることは分かっても、
日本が所有している船とは分からなかったと考えられる。
海上封鎖は、軍隊による武力行使の一形態である。
日本は、国際連合安全保障理事会のイラン経済制裁決議を
遵守することが求められる。