日本の柔道の試合では、審判がいても、ジュリーはいない。

ジュリーのビデオ判定で勝敗が逆転することもない。


日本の柔道の試合に慣れ親しんでいると、

国際柔道連盟の規定にあるジュリーのビデオ判定に違和感があるだろう。


ビデオ判定ではスローモーションで再生することにより、正確な判断が可能となる。


審判員が間違えたときに、その間違えを是正する手段はないより、あるのがよい。


柔道の日本ルールは、審判員が間違えてときに是正することができない。


柔道の世界ルールは、審判員が間違えたときに、

ジュリーのビデオ判定で是正することができる。


柔道は日本が発祥であるが、世界に通用するように進化を遂げている。


日本は、柔道の世界ルールを受け入れるしかない。








繰り返される逆転判定 「ジュリー」の功罪、あいまいな権限

2012.7.31 07:39 (1/2ページ)

旗判定をやり直して勝敗が覆る前代未聞の事態となった柔道男子66キロ級準々決勝の海老沼匡(えびぬま・まさし)-●(=恵の心を日に)準好(チョ・ジュンホ)(韓国)。その問題の発端となったのが、ジュリー(審判委員)の存在だ。試合場に配置される3人のジュリーの存在感が増す一方、ジュリーの権限を明確にすべきだという声も上がっている。(五輪取材班)
 過去には2000年シドニー五輪100キロ超級決勝で、篠原信一(現男子監督)が「誤審」で銀メダルに泣くという悲劇もあった柔道。こうした微妙な判定に対処するため、両者が倒れて畳にもつれた際にビデオ判定で検証するルールが、2007年から導入された。現在は大きな大会では畳の横で3人のジュリーが判定を監視する。前代未聞の判定劇となった海老沼-●(=恵の心を日に)の一戦では、ジュリーの判断が試合の流れを大きく左右した。
 延長の途中、主審が「有効」と判断した海老沼の技を、ビデオ映像を見たジュリーが「有効のレベルにない」と取り消したが、主審と副審が旗判定で●(=恵の心を日に)の優勢と判断したことに対しては「有効ではなかったにしても、(技は)考慮に入れるべきものだ」と翻意を促し、一転して3人全員が海老沼を支持した。