第6章 誘導電動機 6.4 L型等価回路による特性計算

 

 本書の6.1節~6.3節を読めば、誘導電動機の等価回路の結線をY結線(スター結線)とΔ結線(デルタ結線)のどちらで考えたら良いのか理解することができます。

 

 典型的な解説では、1相分の等価回路のみを紹介していたり(結局、三相での結線が不明だったり…)、たまにY結線を前提にした解説が見られるくらいです(え、Δ結線はどうなの…?)

 

 実際、電験三種の出題では、Y型のΔ型のどちらかを明記している問題と、不明確な問題が存在すると思います。

 それが明記されている問題であれば、それに従えば良いと思います。しかし、明記されていないと、手も足もでないなんてこともあろうと思いますし、勉強を進める上で不明確すぎてストレスになりますよね。

 

 特に、本年の機械[第2問]では、Y型とΔ型の双方を理解していないと正解に辿り着けない問題も出題されていたりします。

 

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(休憩ネタ) 解説 令和4年電験三種(上期)【機械 第2問】 | 電験三種向け 発電機・電動機・変圧器の解釈 (ameblo.jp)

 

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 本参考書を読んだ後に、演習問題をすることで景色が違ってみえることを期待して執筆しております!