こんにちは。
「介護士と不動産屋さん、二足のワラジ」ぱちゅりあんです。
「ひと様に迷惑をかける前に自分で選んで老人ホームに入りたい」
そう言ってご相談に見えたMさん![]()
早速、ご要望をうかがって施設を選定。
三か所ほど見学に行きました。
三か所目に見学した施設をとっても気に入ったMさん。
お気に入りは何といっても楽しい施設長のお人柄でした。
Mさんのご要望で
その日のうちに入居の申し込み。
「お部屋が無くなっては大変!」
Mさんはそうおっしゃって帰りにご本人の手で
申込金を銀行から振込みました。
異変はその一週間後。
Mさんから1本の電話で始まりました。
電話をくれたMさん。
なんだかとってもお怒りの様子。
「私の名前で知らないところに誰かが振り込んでいる!!」
と、おっしゃったのです。
そう、その振り込みはほかの誰でもない
Mさん自身が施設の入居申込金として
一週間前に振り込んだものです。
とにかくお怒りモードで電話では埒が明かない・・・。
私はすぐご自宅に伺いました。
ご自宅にお伺いして今までの出来事を
時系列にお話しをしました。
① 老人ホームに入りたいといってご来店されたこと
② 施設見学に行ったこと
③ 気に入った施設があったこと
④ 施設長をとても気に入ったこと
⑤ 施設の入居申し込みをしたこと
⑥ 申込金の支払いをしたこと
お話しをした後、改めて
「先日ご見学した施設でお申込みされましたよね。
その申込みのお金ですよ」
そう、お話しすると、
「そうだったわね」
そう言ってその時は納得されました。
ところが、その様子は入居前日まで毎日繰り返されました。
さらに
「誰かが私から100万円盗った」
「施設に行くなんて言っていない」
「あんたなんか会ったこともない」
こんな発言も増えました。
会いに行ってお話しをすると
思い出したように
「そうだったわね」
とおっしゃるのですが
時にはあの穏やかなMさんとは思えないほどの
鬼の形相で私を迎えることも・・・。
ご自身から
「ひと様に迷惑をかける前に自分で選んで老人ホームに入りたい」
そう言ってご相談にみえたMさんですが
いざ、引っ越し直前になると
本当は慣れたご自宅から離れたくないという思いが
あふれ出したのか
一気に認知症状が現れたかのようでした。
その後、お気に入りの施設長のお力添えもあり
無事に施設での生活が始まったMさんでしたが
金銭の管理など細かなことが少しずつ
難しくなってきています。
認知症の方が見えている世界がちょっぴりわかる
「認知症世界の歩き方」
認知症の方の視点で書かれているので
「なるほど、そんな風に思っていたのか」
「そんな風に感じていたのね・・・」
など、認知症状のある方の戸惑いや
行動について、腑に落ちることがあって
私も興味深く、一気に読み終えました。
認知症の方にかかわりのある方にお勧めの一冊です。
認知症の方の見えている世界を
少しでも理解して、認知症の方もそのまわりの方も
暮らしやすくなるといいですね。
制限のある食事も楽々!!
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わたくし
ぱちゅあんと直接お話ししてみませんか?
