1月の本② | 魚のハリセンダンス

魚のハリセンダンス

ウソだらけです

どうも、雨がやみました。

とりあえず、バイクに乗りました2週間乗ってなかったもので。

新品のバッテリーは全く絶好調でした。

一発でかかりました。では、続きです。

 

 

「なぜ悪人が上に立つのか」  ブライアン・クラース

・大昔の狩猟採集社会での死の2%は殺人だった。

・同一種の殺害率、チーター8%。狼12%。アシカ15%。

マダガスカルのキツネザルは17%に上る。かわいい顔して怖いね。

・「感傷とは、敗者側に見られる科学的異常である」シャーロック・ホームズ。

・サイコパスが多い10の職業、CEO。弁護士。テレビラジオのパーソナリティ。

セールスマン。外科医。ジャーナリスト。警察官。聖職者。シェフ。公務員。

政治家もそうかもしれないけど、サンプルが少ないので暫定的。

・権力を失ったアフリカの独裁者は50%は国外亡命、独房で衰弱、もしくは処刑。

ハイチでは3人に2人は同様の目に合う。

・ベルギーのコンゴ統治で、退屈した兵士はコンゴ人を射撃の的にした。

ある兵士は自分の花壇を20人の首で飾った。

・ビーバーの消化器には有害な細菌が居て。

ビーバーを切り刻んで水源地に投げ込むのは良い戦略。

・ヴォルテール曰く、「もし神が存在しなかったら、生み出す必要があるだろう」

面白かったです。人は簡単に悪に染まると言うのが分かりました。

善人は悪人のカモフラージュに過ぎないかも。

まあ、それをさせてるのが文化や文明と考える事が出来るけど。

自分はそれに宗教は入れたくない。

 

 

「初めてのルーヴル」  中野京子

・ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」は女性に人気になる。

その反面批評家に甘ったるい、技法的にまずいだの言われた。

その性で自分まで自作を貶める発言をした。

晩年交通事故で認知症を患い、街中で偶然この曲を聴いて、

「美しい曲だ、誰が作ったのだろう?」と言ったとか。

・クロムウェルにクビを刎ねられたチャールズ1世。

刎ねられた瞬間首から流れ落ちた血を布に浸そうと

処刑台に人が殺到したそうな。

また、行けるかな?行ったら違う見方が出来るのかね?

30年の歳月は絵じゃなくて、自分を変えるからね。

この人の本もよく読むよな…。

 

 

「日本の暗黒事件」  森功

・グリコ森永事件で犯人を取り逃した外勤課員は退職し。

滋賀県警本部長は灯油を頭からかぶって自殺した。遺書は見つかっていない。

県警同士の情報共有システムが無く、メンツだけはある、その結果だな。

新書だから、内容が中途半端になる。仕方ないか。

 

 

「『ストーカー』は何を考えているのか」  小早川明子

誰もが一歩間違えればの世界。自分も否定できません。

しかし、警察は人が足りないのか?熱意が足りないのか?

人員の使い方を間違っているのだけは間違いない。

これもサイコパスに関連あるな、自分は間違っていないと思い込む力。

いや、精神力か?それとも、才能か?これが結構居るんだよ。

 

 

 

で、その③に続きます。

数だけはいっぱいあるの。