12月の本② | 魚のハリセンダンス

魚のハリセンダンス

ウソだらけです

どうも、腹がグズグズのバードです。

もう少しで、今までの人生で築いて来たモノを一瞬にして無くしてしまう所でした。

くわばらくわばら。

で、続きです。

 

 

「裏切られた死体」  上野正彦

多分この作者の本は以前にも読んだはず。

それ以前に、この本も読んだかもしれないが

きれいさっぱり忘れているのかそれとも読んでいないのか。

監察医・検視官の話です。経験則から遺体から死因を読み解いていきます。

前回の数冊に引き続き、読んでいて気が滅入るシリーズです。

死体には悪いですが、面白いんですよね。

 

 

「ヤクザと原発・福島第一潜入記」 鈴木智彦

わが街北九州の某暴力団のおかげで九州は警察や公的団体の

ズブズブ感は薄れていますが。

まだまだ、関東東北の当たりはズブズブの様で。

そうでもしないと、人が集まらないと言う。

英雄扱いされた人もかなりグレーの人が居る。

正直原発を作るには必要団体と言う感じです。

潜入記の仕事は読んでいてうんざりします。

 

 

「行ってはいけない外食」  南清貴

そんなに気にしていたら、ストレスで早死にしそうと言う位に気にしてる気が。

背徳感は最高のスパイスになり得る。

 

 

「もしも日本から政治家が居なくなったら」  金子恵美

元議員さんの、壮大な自己弁護に思える。

それでも政治家は要らないよなと思わせる、

それだけ政治家と言う職業は凄いと言う事か?

我々が居るから、こういう機能が働いて、良い事があると書いてるが。

その機能を働かせるまでどれだけ無駄な金と時間を使ってるか?

それを無くさないといけないのに、なくならない。

丁度自民党の政治パーティ―の件が出て来た。

あいつらみんな要りませんよね?

なったらいけない人がなれる限り、この職業は要らない。

 

 

「歴史としての二十世紀」  高坂正尭

・メイドイン~~と書くようになったのは。

イギリスがドイツ製は悪いよと解る様にする為。

酷く軽蔑的要素から始まった。

・「革命は自らの子を貪り食う」

・「私は税金を取ります」と言う政治家は良い政治家。

「私は税金を取りません」と言う政治家はまやかし。

・ドイツ語で「借金」は「罪」と同じ語源。

こう言った知性の人が要るよね。上げ足取りでは無くね。

 

 

 

と、まあこんな調子。

最後の一冊は二十世紀の1990年代までを解説している。

これは当たりでした。