4月の本 | 魚のハリセンダンス

魚のハリセンダンス

ウソだらけです

また、新シーズンが始まりました。

1年で100冊以上のノルマ。

何歳まで続けられるのでしょうか?

このまま行くと、図書館の新刊配給の方が先に終わりそうだ。

 

「悪の歴史 西洋編(上)・中東編」 編著:鈴木薫

・ムーアウィヤ(ウマイヤ朝創始者)曰く、

「怒りを飲み込めば何より甘い味がする」

この言葉を最近は呑みこんでいます。

まあ、悪い事をしなくちゃ権力は手に入れられないという実践集。

 

「悪の歴史 西洋編(下)」 編著:堀越孝一

・カール4世時のペストの流行でユダヤ人が迫害される。

ただ、ペストが街に出る前にも迫害されていた。財産目的で。

ユダヤ人の殺傷権は君主・諸侯が持っていて、

彼らは物件として扱われた。

カール4世の税収の12%はユダヤ人からだった。

・ヴィリー・ブラント曰く「どんな人生も内から見ると敗北の連鎖に他ならない」。

上下巻を読んで、そうハッキリと悪とは書いていない。

多分、現代でも許容範囲で行われる事だからだろう。

他の地域アジアや日本編があるが、日本編以外は読むでしょう。

 

「インタヴューズ」 編:クリストファー・シルヴェスター

・NYタイムスの記者が初めてスターリンに会った時、彼は聖書を読んでいた。

・アル・カポネが言っていた事が、「タイムズ」が社説で言ってる事に

基本的に同じだったので掲載を取りやめた。

この本もⅡに続きます。長くて重たくて、知らない人も多くて…。

基本アメリカ人は知ってるが、英国人は知らない人が多かった。

 

「インタヴューズⅡ」 編:クリストファー・シルヴェスター

・フルシチョフのインタヴューの中で

「ウクライナでは指導者が死んで埋葬されると、

通りがかった人は誰でも一握りの土を墓の上に投げかけなければならない。

そうやって少しずつ大きな塚が出来て行くのです…」

・ヒッチコックは映画の中で使う原爆の大きさを

カルフォルニア工科大学のミリアン博士に聞きに行った。

博士は口をあんぐり開けて「あんたたちは逮捕されたいのか?」続けて、

「私も一緒に逮捕させたいのか?」と言った。

その後1時間かけて不可能だと言うのを説明した。

マンハッタン計画は既にスタートしていて、博士も関係者だった。

・ストーンズはビートルズの2か月遅れと、ジョン・レノンはハッキリ言っている。

・M・サッチャーは「~悪口は言われた側よりも言った側の人格を示す~」と言ってる。

兎に角長い、最後のインタヴューはオチに使われている。

 

「ドーキンス博士が教える『世界の秘密』」 リチャード・ドーキンス

・ギリシア語で切る「トモス」。接頭に「ア」を付けると否定になる。

「ア・トモス」それ以上切れない物→「アトム」原子となる。

なかなか面白かったが、本自体が大きくて持ち運びに困った。

 

まだ、三月ですが書きました。

一月で5冊ですからね。何処かでカウント稼がないといけませんね。