10月の本① | 魚のハリセンダンス

魚のハリセンダンス

ウソだらけです

10月の本と書いていますが。

実質9月半ばから読んだ本です。

 

 

「黙殺される教師の『性暴力』」  南彰

教育委員は生徒の為ではなく、教師の為に存在する。議員も一緒だな。

読んでいて、暗くなる本です。真実だから。

教師と介護士などの職業の給金を上げないと、

いつまでも続くね。質の悪いのが入って来るから。

 

 

「ストレス脳」  アンデシュ・ハンセン

・WHOは2億8千万人が鬱で苦しんでると言ってる。

・「絶滅するのが原則であり、生き延びる方が例外である」カール・セーガン

・週に1時間運動するだけで12%鬱は予防できる。

その12%が具体的にどういう数字の値が解らないけど。

・ある国で広告にお金をかければかけるほど、

2年後の国民の満足度は下がっていった。

現実とCMの乖離を認識するからだ。

これぞ新書と言ういい本でした。お勧めです。

 

 

「キャッチ・アンド・キル」  ローナン・ファーロー

#Me Tooの話でした。

これも読めば読むほど辛くなる、現実だから。

ウディ・アレンが消えた訳も解った。

これもお勧め、暗くなるのは必至ですが。

 

 

「ウクライナ戦争の衝撃」  編著:増田雅之

本当に中国は開戦をプーチンに教えて貰っていないようだ。

教えて貰っていたら、どういう反応をしただろうか?

まあ、中国は負ける国には力を貸さないから。今と同じか?

 

 

「悪魔の降誕祭」  横溝正史

もう、話の筋を思い出せない。

全ての作品がゴッチャになっている。

面白いけど。読んでるその時の面白さだ。

それが、小説ってものかもね。

耕助が惚れる人が出て来る珍しい話。

 

 

「十字軍とイスラーム世界」  ロドニー・スターク

・ムハンマドは最後の言葉として。「私は全ての者が

『アッラーの他に神は無し』と言うまで戦うように命ぜられた」

と、追従者に伝えた。それをちゃんと続けてる訳だ。

今まで自分が知ってる事にはかなり創作が有るって事が解った。

サラディンもかなり悪い奴だ。

彼の善人に仕立てたのはプロテスタントと言う説には妙に納得。

 

 

「殺人鬼」  横溝正史

金田一耕助シリーズはこれで打ち止めか?

一応、焼き直しみたいなのが有るが。

手を出すまい。

等々力警部が必ず出て来るが。

もう、覚えきれない。

 

 

と、まあこんな調子で第一部です。

第二部は出張から帰ってから書きます。

楽しみにしていない人も、待っててね!