どうも、バイク日和なのにバイクに乗らない。
このストイックさ。
緊急事態宣言の申し親爺ですね。
昨日街中での仕事、宣言らしさが全く見えない午後でした。
では、続きを。
「戦場」 亀山亮
日本人カメラマンの話。
実は、国境なき医師団の前に読んだ。
そうしたら、医師団の本の方が浅く見えてね~~。
どうしようもない現実を見てる人は諦めてると言うか、
人生に線を引かなきゃ、その後は生きていけないのね。
「ナチスと精神分析官」 ジャワ・エル=ハイ
・米パイロットがゲーリングを乗せて飛んでいる時、
「ジェット機の開発をし始めてのはいつ?」と、訊いたら。
「手遅れになってから」と、言って笑った。
・ナチの捕虜は自分で房の掃除をさせられた。
リッペントロップは下手で、
カイテルは軍隊仕込みの徹底さで巧かった。
・ヘスでなくゲーリングを後継者に選んだ理由の一つは。
ヘスの家具の趣味が悪かったと言うもの。
・米ドル札にナチ高官のサインを書かせる看守がいた。
ヘスにドル札を渡すと快諾して房の奥に引っ込み、
兵にほほ笑み、お辞儀をしてから
ドル札を細かくちぎって窓から捨てた。
そして、もう一度兵にほほ笑み。
「我々ドイツ人のサインは貴重なんだ」と、言った。
思っていたより面白かったが、
後半はナチスの人ではなく、精神分析官の話になる。
その彼も、ゲーリングと同じ青酸カリで自殺。
話は変わりますが、今年アメリカであった国会議事堂乱入事件。
一人の警察官が亡くなったまでは報道されていますが。
その後、警備に当たっていた警察官の内二人がその後自殺しました。
やっぱあれはとんでもない事件だよな。
「MI6秘録」 キース・ジェフリー
・マッカーサーとの英側の連絡係、
ジェラルド・ウィルキンスンの評、
「抜け目なく利己的で、尊大で、よそよそしく、
神経質でひどく自惚れが強い」
「自分自身に対するユーモアが無く、
事実を顧みず、これらの欠点を意識していない」
「自分の感情と野望を原理原則だと誤解している」
こんな人は大統領にはなれないよな。
はて?最近こんな人いたっけ?
前に読んだFBIの方が面白かったが、
それは冷戦の事はまだ秘密の為書かれていないから。
そこが知りたいのに・・・・。
「なぜ大国は衰退するのか」 グレン・ハバート/ティム・ケイン
・「優れて人物の心には正義が宿り、
狭量な人物の心には利益が宿る」論語
・フィリピンは、フェリペⅡ世にちなんで名づけられた。
・クラウゼヴィッツ、戦争とは
「政治的でない手段による政治の延長」
色んな大国が滅んでいく行程と理由が書かれています。
現代は?既得損益のしがみつく特権階級の為に
改政が遅れて滅びるまでには行かないけど、
衰退していると言った所ですかね。
と、まあこんな調子。
図書館の期限が4週間になったので、
思いっきりハードカーバーが読める訳ですが。
胡坐かいて読まないし、兎に角重てぇ~~。
とはいえ、読まずに返却するのはルール違反(個人的)なので、
読んでます。読んでますよ。