どうも、雪が雨に変わった福岡です。
兎に角、街と車が汚い。
で、本の続き。
昨年読んだ本では一番面白かったのでは?の本。
「なぜ国々は戦争をするのか」 ジョン・G・ストウシンガー
・「最も信用できないのは騙され易い人々である」レッツ枢機卿。
・トルーマンが原爆投下を決断した時に妹に送った手紙に
「危機と言うものはいつもその時には最悪に見えるが。
一度過ぎ去ってしまえばそこまで悪いものではないのだ」
と、書いてあった。
・「未来ともに地獄へ!過去とともに生きて行こう!」
1999年、ベオグラードのカフェで聞いた話。
・チトーは錠前師だった。
・ナチスは言っていた「教養は人道に反する行為に対して
妨げにはならない」
・イスラエル副首相シモン・ペレス曰く、
「不幸な事に戦争に間違いはつきものである。
最大の間違いは戦争そのものだ」
・クリントンの退任の時にアラファトが
「あなたは偉大な人だ」と電話で伝えたら。
クリントンは「いい加減にして欲しい。私はとてつもない失敗をした。
それはあなたのせいだ」と、答えた。
大統領は退任する時に、世界のどこかで和平とか調停とか
善行をして任期を終わらせようとするが。
クリントンの中東和平はアラファトの政治戦略に振り回されて
結局徒労に終わったのを恨んでの発言。
・「米国人は生を崇めるが、我々は死を崇める」
オサマ・ヴィン・ラビン。
・キューバ危機の時に空軍の将校たちは
キューバを爆撃しようと大統領に迫っていた。
ソ連の潜水艦は、キューバが爆撃されると
核ミサイルを撃つ事になっていた。
ホントに危機一髪だった。
ホロコーストを生き延びた人の本。
どうやって生き延びたかは書きませんが。
やっぱり言葉が重いですね。
こう言う人の話を聞く度に、
戦争を武力を使う事は一切否定しなければならないと思います。
相手が居るから仕方がなく・・・、
と言う人は信用したらいけません。
一番上に書いた事になっちゃいますから。
因みにこの本を借りた図書館は出来て2年か?
誰も読んだ形跡が無かった本でした。
残念だ!