7月の本② | 魚のハリセンダンス

魚のハリセンダンス

ウソだらけです

どうも、嫌な事が連発で。

落ち込んでいるバードです。

やっぱり、お金関係で損する事って落ち込みますね。

ホント、今は自分が嫌で嫌でたまらない。

 

で、続きです。

 

「教師崩壊」  妹尾昌俊

・毎年教員は4~500人死亡している。

精神疾患は約5千人。少なく見積もってである。

俺たちのガキの頃とは世界(日本)が変わったな。

警察、自衛隊と並ぶ下層公務員だ。

ただ、今思い直しても、4~500人死んでるってのは。

俺、何か書き残し間違ったかな?

 

「サイバーアンダーグラウンド」  吉野次郎

・口コミ代行料は、一件に付き525円。

・食べログの口コミ代行料は2~3千円の所は、

やっていない可能性が高い。

1万5千~2万円の所はやってる可能性は高い。

・北朝鮮は対岸の中国の村のWi-fiを使ってる。

ダークウェブの本かと思ったら違った。

 

「ジェノサイドの丘」  フィリップ・ゴーレイヴィッチ

・ゴリラ研究で有名なダイアン・フォッシーは

研究所のカネとドラック、ゴリラの密輸に関して殺された。

シガ二―・ウィ―バーで映画化された人ね。

・ツチ族の首を一個50ルワンダフラン=30¢で

女性上院議員が買い取っていた。

キャベツ売りと呼ばれていた。

・ジェノサイド後は犬が居なくなった。

死体を食べるから兎に角殺していた。

国連軍も殺していた。

殺戮をやめさせるためには銃を使わず、

犬を殺すには使っていた。

・ベルギーのPKO兵10人が殺されて、

引き揚げる事になった。

フツ族の思い通りで、殺戮が広がった。

引き揚げる時に何の役に立たない国連軍と

ベルギー政府の弱腰に兵隊は

国連のベレー帽を破り捨て飛行機に乗った。

ホント、国連って役に立たないのね・・・・。

 

「『アンネ・フランク』を超えて」  ダイアン・ローレン・ウルフ

・アラファトもアンネの家に行かない訳にはいかないな…

と、思っていたそうな。

・カトリック教徒に家にかくまわれたユダヤ人の子。

戦後返すのを嫌がった母親は裁判を起こした

その裁判の弁護士曰く

「万が一有罪と言う事になれば、

ユダヤ人は将来のホロコーストにおいて

カトリック共同体からの援助をあてにする訳には

いかないかもしれませんよ」 

 

第二次世界大戦前のユダヤ人迫害時に

子供をオランダ人家庭に預けてどうなったかの本。

昔の記憶を遡り、現代までどうなったかを

何十人と追っている。

彼ら彼女らは収容所に入れられて解放された子供に対し

引け目を感じていた。

運が良い方だと・・・。

読んで行くと、それぞれ殆どに一筋縄ではいかない

運命が控えていました。

散々出て来ますが、アンネ一家を救ったのもオランダ人ならば。

密告したのもオランダ人。

そう言った話がドッサドサ出て来ます。

そのユダヤの人が今では…とは、

このブログでも何回も書いてきましたね。

これが歴史って奴ですよ。

 

 

当たりは下の二冊ですが。

兎に角重たい。

内容も長さも重たい。

特にアンネの方は、値段が税別5900円。

俺以外は読んでいないような新品感。

アンネの日記は一生読まないだろうが、

これは読んでよかった。

 

因みにアムステルダムのアンネの家には行きませんでした。

そこが俺とアラファトの違う所だよな(笑)。