では、12月に読んだ本。
「ドン・キホーテ(正・続)」 セルバンテス
・キホーテは甲冑の股当の事。
・この時代、アレクサンダー大王は派手で
大まかな人間の象徴となっていた。
・トーマス・マンはナチスの迫害を逃れて
アメリカに行く時の船旅の友として、
ドン・キホーテを選んだ。
と、書いていますが。
キ○ガイの話は辛い。
キッツい行動はそれの性だから、
自分は笑えない。
人には勧められない本ですね。
「蠅たちの隠された生活」 エリカ・マスター
・人一人に対して、1700万匹の蠅が着いて来てくれる。
・カカオを受粉してくれる唯一の蠅が居る。
これが絶滅したら、チョコが食べられない。恐怖だ。
・クロバエ科の蠅は16キロ先の死体の匂いが解る。
写真があまり載っていないのは悪いのか助かるのか?
「プルターク英雄伝(11・12)」
・クレオパトラは「真似の出来ない生活者の会」や、
「死を共にする者の会」などを作った。
死刑囚に色々毒を試して。
アスピスと言う蛇が眠くなり軽く汗をかくぐらいで、
感覚が容易にマヒして熟睡して死ぬを発見した。
・ピタゴラスは菜食主義者。
・ゼノン曰く「人間の手に成るものは、
神聖ではないから、神殿を建ててはならない」
アウグストゥスを(小)カエサルと言うのはややこしい。
かなりの人気本で、元々はギリシア語。
英語、仏語にも訳され。
シェイクスピアも参考にしたようだ。
「歴史叙説(3・4)」 イブン・ハルドゥーン
・奇跡的な出生はしばしば起こっている、
マホメットが生まれた時には臍の尾は切られ、割礼し、手は地を指し、
目は天に向けていたと言われ、
同じような事はイエスやその他にも言われている。
ブッダも似たような事言われてるよね。
・プラトンの家には「幾何学を知らざる者は、
我らの館に入るべからず」と、書かれていた。
・哲学=フィロソフィーはギリシア語で
「知恵を愛する人」の意。
ジャンルとしては哲学書?
でも哲学者を嫌っている。
まあ、アッラーを無心で信じるものには哲学は邪魔かも。
「告白(上・下)」 聖アウグスティヌス
・彼は10歳の子と婚約した。
この時代の結婚適齢期は12歳。
354-430の人、まだイスラムもないし。
敵(?)は、マニ教、ユダヤ教、ゾロアスタ―とかか?
後半は神が何をしたかを旧約で書いている。
3教とも神は同じだか預言者の誰に着いて行くかで別れるんだね。
これをクリスマスに読んでいました。
俺って、偉いな~~~。????
兎に角、持っていない分は図書館で借りて読んでいました。
しかし、告白を2冊持っていたが、
その内一冊はルソーの告白だった。
読み始めて気づいて、図書館に急いでリクエストしたさ~~。
では、良いお年を。