おや?天気予報通りの雨。
これはどうしようもない。
本を読みましょう。
「ドガ」 アンリ・ロワレット
印象派にしては絵が巧い。
それはちゃんと師匠について修行したから。
そこらへんは他の印象派の画家とは違う。
自分がオルセーで一番好きだったのはそこが理由かも。
反ユダヤ主義で、最終的には目が悪くなる。
目が悪くなるのは他の印象派画家にも多いのは、
明るい所で絵を描いていたからかね。
で、お金を持っていたので相当の絵画コレクションを持っていて。
先輩であるアングル、ドラクロワの絵とかを欲しがった。
ドガが生きてる当時で、
彼らの絵画はもうかなり値上がりしていたみたい。

「ダダ」 マルク・ダシ―
第一次世界大戦時に欧州で流行したアート。
今でも引きずってるよね。
既存の破壊だけど、私にはそれ以外何も見つからない。
マルセル・デュシャンの泉とか。

大学時美人さんの同級生が卒論に選んでたよな~~~。
それが一番の記憶。
「ピサロ」 クレール・デュラン リュエル・スルール
・ピサロのみが8回の印象派展に全て参加。
・第2回印象派展の参加者は終わった後
3フランの利益を得た。(当時1フランがどれぐらいかは不明)
・絵がミレーに似ていると言われて、
「ミレーに似てるとばかり言われるが。
ミレーの絵みたいに聖書風じゃないぞ!」と、言い返した。

・セザンヌと違って、風景画に人間を入れて。
そして、道を斜めに入れる。
・ゴッホ兄弟のテオの所にも絵を出していた。
「ヒトラーとUFO」 篠田航一
・20歳以下はフリーメーソンには入会できない。
年会費は500ユーロ。
・ドイツ語で東はオスト。
旧東ドイツ人は「オッシー」と馬鹿にされる。
「オッシーは本当に働かないよね~~」とか。
ドイツの都市伝説を紹介する新書。
ヒトラーはUボートで日本に逃げたとか。
ヤッパリ新書はこの面白さが無いとね。
タイトルだけで読もうと思って正解パターン。
創元社の知の再発見双書を
大量に小倉南図書館で見つけたのでそれを大量借り入れ。
たぶん誰も読んでいなかったんだろうな。
そんな本の開き方だった。
このシリーズも長いよ、20年ぐらい続いてるんじゃ?
何か知るにはお手頃な内容ですよ。
暑いさなか、現場(主に学校)の昼休みに読み続けていたシリーズでした。