7月の本 ① | 魚のハリセンダンス

魚のハリセンダンス

ウソだらけです

どうも、毎日がきつくて五日になっての初更新の八月です。
天気予報で34℃で、涼しいかも?
と、思ってしまうのは病んだ証拠です。
慣れた証拠ではありませんよ。


最近は南区に新しく出来た図書館に通っています。
まあ通うにしても、2週間に一回で3回しか行っていませんが。
新しい所なので、本も新しくて、いつも行ってる図書館にない本がある。
これは端から順に見て行って借りるか。
そう言う事にして、読んでいます。
流石にハードカバーが多いので、一度に借りるのは6~7冊です。
因みに子供が多くて五月蠅し。
3回は勉強室で、頑張らなくてはいけない人を見るのは楽しい。
とは、悪友が言っていました。


「西洋哲学史(上・下)」  シュヴェーグラー
前半のギリシア哲学の所は面白いが。
後半のヘーゲルとかになると苦しい・・・・。


「幸福論一部・二部・三部」  ヒルティ
・芸術が衰える時、学問は栄える。
そこでまた職人仕事が繁盛する。
何故なら知識は芸術ではないのだから。
・イタリアの格言「自分で無礼をはたらく者は、人を許さない」
・プリニウスが皇帝トラヤヌスにあてた手紙の中に
「キリスト教徒は国家と言うおそらく短命な組織に対して
関心をいだく事も、その労に値しないとも思ってるようである」
同様の事を聖アウグスティヌスや、聖トマス・アクィナスも言っている。
・現代で真に病気を促進しているのは「贅沢」であり。
そこから生ずる全ての不自然な生活法である。
・プラトン曰く「死が何であるか誰も知らない。
あらゆる宝の中で最大の物でないかどうかですら知らない」
・ドイツの格言「心の声は、運命の声」
第一部の頃と話が変わってきて、キリスト教賛歌になっていく。
だから、トラヤヌスやニーチェがかなり悪人に書かれていた。


「となりの少年A」  草薙厚子
・全世界の銃の40%はアメリカにある。
様々な少年少女の犯罪の過程・家庭、その後を追った物。
結局どうしていいのか解らない。
こんな育て方した親なんて五万といる訳だし。
新しい病名付けられても、何の保証にもならない。
将に隣に居るかもしれないと言う、現実を見せてくれます。
後、社会が出来る限界も。


「続・狂気の科学」  レト・U・シュナイダー
・ジーンズのリーバイスのマークはゲーリケの真空実験が描かれている。
・ヴァルダウ精神病院の院長は特権として、
個人の射撃場が与えられる。何故?
・光は秒速29万9940キロメートル。
・孵化したヒヨコに様々な幾何学模様を示すと。
ヒヨコが最も頻繁についばんだのは、
小豆大の小さな玉だった。
・カリスマウェイトレスは、そのうち客の顔が
注文した商品に見えて来るらしい。
・死体農場のビル・バス曰く
「科学者としての自分は死体を提供したい。
しかし別の自分は、自分が如何に蠅を憎んでいるかを忘れる事が出来ない」
昔見た「死体農場」の人が出るとはね。
俺の脳内世間は狭いね。


「ワケありな名画」   沢辺有司
・バーンズコレクション、ルノワール181、セザンヌ69.、マチス59、
ピカソ46、ゴッホ7、などなど。
2兆2500億円位の価値。
まあ、印象派の評価は彼が率先して上げた様なものだから。
この本読んだことあるのかな?


「図説 世界の「最悪」兵器大全」  マーティン・J・ドアティ
1916ドイツのゴーダ爆撃機、
1917、23機がロンドンに爆撃に行って、帰還したのはたったの2機。
全ての兵器は人殺しの道具なんだから、「最悪」なのは決まってる。


「西洋絵画の鑑賞事典」  佐藤晃子
・カラヴァッジョはデッサンしなかったらしい。
・ドガは正式な美術教育を受けていた。
だから俺はオルセーでドガに惹かれたのか?
は~~~、もう一度見に行きて~~~。


と、まあこんな調子で読んでいます。
科学の本は面白いですよ。
では、いつか続きを。