その代わり今日は散髪しか行かなかった。
床屋でベラベラしゃべりましたけどね。
で、先月忙しすぎて更新しなかった本の回。
二月分まとめてです。
「デファクト・スタンダードの経営戦略」 山田英夫
A用紙B用紙、B版は江戸時代の美濃紙に由来するもの。
昔の公的用紙はこのBが基本だった。
で、日本のコピー機はB→Aの拡大縮小機能は必須。
この機能が絶対要るとアメリカゼロックス本社に説得するのは苦労したそうな。
で、今も日本は世界に取り残されている。
いわゆるソニー等がビデオカメラで世界基準になったのは昔々の話。
パソも携帯もスマホも世界基準になれなかったな…。
「デカルト」 野田又夫
デカルトは30歳を超えると、自分自身が自分の医者になれると言っている。
で、スゥエーデンで病気になった時に自分で診療して、
女王の医者の診療を拒否した。
で、八日目に自分の誤診に気付いたが時すでに遅し。
遺言を書いたとさ。
豊臣秀吉と同じ時代の人。
現代から見れば誤り(科学に関して)はあるが、
その後の基本の流れになったのだけは確か。
「食物誌」 石毛直道・大塚茲・篠田統
・カエサルは足の速い兵隊にアルプスに氷を取りに行かせた。
それでワインや牛乳を冷やした呑んだ。
・日本に初めてワインが輸入されたのは室町末期。
「陳蛇の酒」と言った。ポルトガル語の
ビニョ・チンタ(赤葡萄酒)から来た。
まあ、古い本だけどこうジャンルは変わりがないよな。
しかし、カエサルの話は何処かで聞いた事あるんだよな。
「日本・食の歴史地図」 古川誠次・大堀恭良
・縄文人の摂取カロリーの80%は森から得る植物だったそうな。
・中国で飲茶が盛んになったのは、水分を安全に取る為。
良質な水が少ない土地なの。
・茶にはビタミンCが豊富で西域の旅には固形の物を持って行き。
航海でもアラブ人が中国人が喀血病にかからないのを見て。
砂漠の旅にもアラブ人が茶を必携するようになった。
この本も前半は付箋に赤線が大量にあったが。
後半には全滅状態。人は飽きるのね。
「報道しない自由」 西村幸祐
結局政府は嘘を言い、マスコミは本当の事を言わないって事。
けど、この本自体が右傾化して中庸の私はうんざり。
インテリほど中道なんだよ。って、エライ誰かが言ってたな。
どうも、私を左傾化の人間と思ってる人が居るけど。
バードは中庸です。
「歴史の意外な人物史」 北田瀧&ユニバーサル・パブリッシング
決闘でガロア(数学者)の最後の言葉は
「無くな弟よ、20才で死ぬのは勇気がいるのだから」
かなりエキセントリックな人だったみたいだ。ゴッホ並みに。
しかし、8年前の本にしては造りが古いし。
出版社も知らない、何処で流通していたんだ?
と、まあ第一部はこんな調子で。
殆ど貰った本だな。
で、読んだら捨てています(笑)。
俺があげれる人って居ないから。