10・11月の本② +12月の本 | 魚のハリセンダンス

魚のハリセンダンス

ウソだらけです

どうも、1週間も車に乗らなかったらマズいだろうと思って、
今日は乗りましたが、全然バッテリー元気。
バイクと違うな。


さて、本来ならば先月の去年に書いておかなければなりませんが、
色々でね、12月分をプラスして書いておきます。



「ユニオンジャックの矢」  寺島実郎
EUでタックスヘイブンでの金の動きをハッキリさせようとする動きがある。
シティ(ロンドンにある金融街)があるイギリスにはそれが嫌。
多分女王もそれが嫌。
内容的にはチョットした新書並み。
なんだかんだ言って、欧州の金(英連邦を中心として)はロンドンに集まってるのです。


「弁論術」  アリストテレス
・プラトンは男盛りを25~55歳の30年間。
精神的には50歳。
アリストテレスは30~35歳、精神的には49歳。
・ペルシア王は征服した国に、服従の印として水と土を差し出すように命令する。
その国の絶対的支配を意味する。
なかなかのひねくれた内容ですが。
マケドニア発展(後のアレクサンダー大王の時代)の頃と思えば面白い。


「白衣の女(上・中・下)」  ウィルキー・コリンズ
・「人を裁くな、己が裁かれないためにである」~マタイ伝・七章一節。
なんか穴だらけの進み方だが、イギリスの一応推理小説?
貴族の馬鹿さ加減だけが目立つ。
モンティパイソンの上流階級バカ選手権を思い出しました。


「形而上学(上・下)」  アリストテレス
・アリストテレスの時代にはピタゴラスはもう伝説の人扱いだった。
ソクラテスの時代も似たようなもの。
しかし、解んねえな…。


「芭蕉 おくのほそ道 付 曾良旅日記 奥細道菅菰抄」
江戸だから古文も結構読みやすいが、面白くないな…。
しかし、和歌より俳句の方が簡単なのは解った。


「エミール(上・中・下)」  ルソー
・ファボォリヌス曰く「大きな欲望は、大きな財産から生まれる」
・ピタゴラス曰く「世の中の光景はオリンピック競技の光景に似ている。
ある者はそこに店を出して、儲ける事だけを考えてる。
他の物は体を張って名誉を求める。
ある者は競技を見るだけで満足しているが、
この最後の人達は一番つまらない事をしている人達ではない」
・ローマ時代逃げだす兵を呼び戻すのを諦めた隊長は。
逃げ出す兵隊の先頭に立って走り、
「兵隊は逃げているのではない。
隊長の後を従っているのだ」と、叫んだ。カトゥルス・ラクタティウス。
・ある歳を取った貴族がルイ14世に、君の時代と今の時代どちらが良いと思うか?
と尋ねられて、「陛下、私は若い頃には老人を尊敬してまいりましたが。
歳を取ってからは子供たちを尊敬していかなければなりません」と、答えた。
・ルソーは、結婚してない女性に5人の子を産ませ。
それを全て孤児院に送った。
それをこの本に書きそうになったが止めた。

この本はエミールの如何に教育するかの本。
結局読み終わって、何が言いたいのか解らないし。
最後の結婚までも成功なのか?
根拠もよく解らないし(ルソーがそう思ってるのなら、それはそれでよし)。
神との接点も中途半端。
結局エミールの成長は成功なのか?


全く読み方が雑。
反省します。
昨年中が書籍買取20%アップだったの。
明日も休みなら、久々に図書館に行って来ます。
当たりがありますように。