7~8月にかけての本③ | 魚のハリセンダンス

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ウソだらけです

どうも、死人で一番儲けてるのは坊主でもなく。
ゾンビ映画の巨匠G・A・ロメロでもなく。
ヨーコ・オノだな。
コートニー・ラブなんて目じゃねえよ。


さて、危なくなりそうなので。本題に。


「文学と革命(上・下)」   トロツキィ
・ハイネ曰く「・・・人間は何処から来て、どこへ行くのか。
あの金色の星には誰が住むのか・・・
愚者は答えを待つ」
・流石にプロレタリア文学は、「蟹工船」ですら読んだ事がないぞ。
と、言う訳でプロレタリア文学案内でしたが。いまいち。
読みたくても、もう既に手に入らないんじゃないの?


「世論(上・下)」   W・リップマン
・民主主義者はいずれも、大きな危機は民主主義にそぐわないと言う事を骨身にしみて感じている。
・「ローマ人による平和」=強者の強制による平和。
・情報は良心からではなく、その良心が関わっている環境からもたらされる。
情報の原理に基づいて行動する時、
人は外に出て行って事実を見つけ自分の知恵を付ける。
情報の原理を無視する時、人は自分の内にこもり、内側にあるものしか目につかない。
そうした人間は自分の知識を増やさずに、
自分の偏見を育むのである。
・WWⅠ後に書かれた本だが、
意外なほど読めるし現代にも通用する。
作者がユダヤ人と言うのも一因かも。
アメリカが民主主義の国である限る通用する本。


「思想と動くもの」  ベルクソン
サッパリわかんねえ。
あんまり判んないから、
休憩中、一人離れて読んだがやっぱり解んねえ。


「創造的進化」  ベルクソン
上と同じで、さっぱり解んねえ。
小学校の校庭の端で読んでいたが。
○○小学校校長以下、これ読んだ人いないだろう。
今現在の生徒も大人になっても読まないだろう。
多分、過去の記憶を人類共通の物と考えると、
過去に繋がるとか言うのか???
多分違うな。


「トロツキー わが生涯(上・下)」  トロツキー
・「天国のある場所を正確に指示しているものは何もない」とある論文より。
・レーニン曰く「彼らのウィストミンスター寺院」
彼らとは支配者階級の事。
・革命と同様、戦争は生活の全体の上から下まで
通常のレールからたたき出す。
しかし革命は、その打撃を現存権力に向けるが、
戦争は反対に、その最初の時期においては国家権力を強化する。
そして、国家権力は戦争のカオスが続く限り、
唯一堅固な支柱として登場する。
・エルヴェシウス曰く「どの時代にも、偉大な人物がいる。
もし居なければ時代がそうして偉大な人物をでっちあげる。」
・まあ、人が死ぬ死ぬ。スターリンに殺される。
スターリンの怖さがゾクゾク来る。
巻末に人名事典があるのだが。
粛清でほぼ居なくなってる…。
トロツキーがトップになったら、
今のロシアは変わってるだろうか?
いや、どんな組織・制度もいずれは腐る。
早いか遅いかの問題だ。


と、まあこんな感じで暑いさなか読んでいました。
ほぼ岩波文庫ですが。
暑いさなか脳が痛くなるなる。
こんなのを現場で昼休み、
色んな所で読んでいますから。
異常ですよ。
また、数か月後に貯まったら書きます。